大根のサラダです。すぐに作れる。料理なんかしたことのない人でも全然OK。ホームパーティーでも使える。そして男性受けもします! アウトドアにも向く。義弟の口から出たじかに聞いた口コミは「コレ、今度消防の集まりで使える」でした!
買ってくる材料
- のり
- 大根
以上です。簡単レシピなので材料も超シンプル。
逆に言えば、海苔が高級な方がおいしいのかも。ウチは、
お葬式の香典返しに海苔が入っていたりすると、「では、大根サラダにしましょうか♪」ですね。
海苔をカットする
全型の海苔をタテ半分、ヨコ半分に折って切る。
ですので、スーパーとかにある「手巻き寿司用」の海苔ならOK。
「おにぎり用」で、もう少し幅の狭い海苔もありますが、もちろん、海苔が巻ければいいので、使えないことはありませんが、巻きにくいので、この場合は「のり 正方形」にこだわることをおすすめします。
大根の葉を刻む
大根の葉の緑を使いたいので、薄く小口切りにします。
大根を薄い千切り~拍子切りにする
買ってきた大根の半分は葉を落とし、皮むき器で3分割。
野菜切りで大根のセンイに沿って薄切りにしていきます。
たまった薄切りの大根を揃えて千に切って行く。
多少不揃いでもいっこうに差し支えありません^^
白の大根と緑の大根の葉を混ぜる・和える
混ぜます。
大根の葉の緑は、いわば飾り。白1色よりも緑がちょっと入った方が彩りがいいから。
白の大根だけにしておいてもOKです。
そして緑は、別に大根の葉っぱ限定のはずもなく
- カイワレ大根
- ブロッコリースプラウト
- 水菜
- 大葉
など、パサパサした水気のないものが向く。ホーレン草のおひたしなんかは、向かない。白と緑の比率は、ウチは緑の野菜は5%未満です。
カイワレ大根を入れれば青っぽいかすかな辛味も味わえるし、大葉もさわやか。
つまり、手持ちの冷蔵庫の野菜の緑で、使えるものがある時は使い、1から買って帰る時は緑パサパサ野菜をプラスするかしないかはその時の気分次第。カイワレやブロッコリースプラウトなら1パックで使い切るのにちょうどいい。水菜であれば残りは次の日の料理に使える。
ドレッシングを作る
超カンタンです。
- 味噌(こうじみそか赤みそがおすすめ)
- マヨネーズ
を同量混ぜるだけです。全型のり10枚を4分割して、計40枚。各大さじ3~4、ってトコでしょうか。
しかしただの味噌マヨネーズで飽き足りないのであれば
- 砂糖
なんかも混ぜると風味が柔らかくなって、お子様向きの味になります。
ウチはマヨネーズ切らしていたので、今回は
砂糖大さじ3・味噌大さじ3・お酢大さじ3にしました。
小鉢に入れてミニ泡だて器を使い、滑らかになるまで混ぜる。
さて、これで大根サラダの準備作業はおしまいです。簡単でしょう。楽でしょう。
混ぜた大根・海苔・ドレッシングを食卓に持っていきます。
海苔にドレッシングを塗り、巻く
海苔に作ったドレッシングを塗る。マヨネーズが入っていれば、もう少し粘りが出て、見やすかったのですが。生の大根だし、アク抜きとかはしていないので、かすかに苦味と辛味がある。大人にとってはそれが「えもいわれぬ」お味なのですが、マヨネーズの卵のまろやかさと油のかすかな甘味、みその香りと塩味。多めにタップリ塗ってOK。
お子様ならドレッシングに砂糖を入れてあげれば、抵抗なく食べやすいかも。。
ドレッシングは「大根を乗せる位置」に塗る。
「対角線の下1/2」にたっぷりめ、が目安。
手巻き寿司の容量で大根を巻く
さて、ドレッシングを塗り終わったら大根を海苔に乗せます。
あんまり大量にのせてしまうと海苔を巻くのも一苦労。口に運ぶまでに一苦労。かみ切るにも一苦労だったりする。
大根の量が少ないと、このサラダおいしいから、すぐに食べ終わってしまい、「…もう1個行っちゃおう」と休むヒマなく次を巻きにいかなければならず、ピンポンゲームみたいで忙しい。
巻き終わったところです。このまま食べちゃってOK、です。
写真撮影をしなければならない。それも巻き終わったところで、が先に立ち、写真を撮ろうとすると海苔がパラっと開いてしまい、ドレッシングを糊がわりにして塗って、やっとのことでカメラを構えたため、海苔が濡れてしけってしまっている。
食べる時には、巻いたそばからすぐに口に運ぶ。海苔のパリパリ感と香りは、やっぱり海苔が乾いていないと。
良い海苔であれば一層風味が楽しめるはずですし、キズものの海苔、ハネものの海苔でも、美味しくいただけます。
大根の量を増やして
もう1本。
大根・海苔・定番の調味料だけで、究極の味! 食べた人の10人中10人が、「コレはウマイ!!! 」と大絶賛です。
感想・雑感
この「大根・海苔・みそマヨネーズ」のコンビネーションと、比率が肝心なのです。同じ材料なんだから、と残った大根サラダに、手持ちのごまドレッシングをかけても
刻みのりを散らしても、
もちろん食べられますし、普段の食卓のサイドメニューとして十二分に使えるのですが。絶対に同じ味にはならない。
のりを1/4枚使うところがポイントなんでしょうね~。刻みのりを同じ量は載せられないし、混ぜ込んだらパリパリ感がなくなってしまう。
千切り機能のある野菜切り器とかもある。種類にもよるのですが、大根をカットしたあと、ある程度水分が残り、しとっとした食感があった方が食べやすいし、おいしい。
少なくても手持ちのリング状にカットされて出てくる野菜切り器とかだとイマイチ大根がパサパサしている。
お刺身についてくるツマ状の大根だとさっぱり生大根の風味が感じられず、パサパサ感のみが強調されてしまう。
とにかく作る工程が
・海苔を切る
・大根を切って緑の野菜と混ぜる
・みそマヨネーズを作る
しかなく超を通りこして簡単すぎるレシピ、
大根サラダ本体は大鉢にドーン!と盛ると誠に迫力があり、
海苔にみそマヨネーズ塗って手巻寿司状にして食す、のイベント性がプラスされ、みそマヨネーズを塗りながらの会話もはずむ。子どもやお年寄りには巻いて手渡してあげることでコミュニケーションも盛り上がる。と良いことずくめ。
お父さんの酒のつまみにも好都合。
大根にはジアスターゼが含まれている。消化酵素が豊富なので、少々他のオカズやゴハンを食べすぎてもお腹の中で助けてくれて、さらにはダイエット効果なんかも期待してしまう。積極的に摂りたい素材を楽しく・美味しく・調理人は限りなく手を抜いてたくさん食べられるのが嬉しい!!!
それでも大根サラダが残ったら
- 油でいためて
- だしの素を少々加え、めんつゆもしくは砂糖・酒・みりん・醤油で味付け
してしまえば次の日にも使いまわせます。
大根のみでも十分使えますが
- にんじん
- 油揚げ
- ツナ
- ネギ
- しいたけ
などと一緒に混ぜてしまい、
油揚げの量を増やせば主菜クラスに格上げもできる。
水切りして崩した豆腐を足して溶き卵でとじる炒り豆腐にしてしまえば、
使いまわしメニューとは言わせない、目先の違う逸品のできあがりです。
とにかく簡単・おいしい!
ぜひ、お試しを。