今年行くはずだったイタリア旅行。新型コロナのせいで泣く泣く中止。憧れの地を踏むためにもう1回、特典航空券争奪戦を勝ち抜かなければならない。辛い。けどやらなきゃタダで飛行機乗れないし。
7月から練習を開始
6月の終わりに、必死で取ったイタリア往復便。
の欠航のお知らせがANAさまから届いた。再トライ開始。
時期は同じく9月のシルバーウィークまわりを狙う。予約開始は搭乗日の355日前だから、予約時期は9月の終わりから10月のはじめ。
日本からイタリア直行便はイタリアのアリタリア航空のみ。
さらにアリタリア航空はスターアライアンスにあらずワンワールド。
つまりJAL傘下。ANAのマイルしか持っていない私には無理なので乗り継いで行くしかない。
毎日予約開始の9時に加え、空き時間に検索をかけ、空席状況と路線のアタリを付ける。
ANAマイルでイタリア行きの場合の経路・路線
ビジネスクラス以上での移動が希望(旅の疲れと醍醐味が段違い・ビジネスクラスに乗りたくてポイ活民になった)。
ANA便の東京発でイタリアのミラノなりローマなりで路線検索すると
フランクフルト・ウィーン・ミュンヘン・デュッセルドルフ便と、 左記4つの空港からのイタリア行き便が出てくる。
うちデュッセルドルフ便だと、場所も遠いし、乗り継ぎ2回。時間もかかるし、ただでさえ避けたい旅のリスクが増してしまう。来年のコロナ情勢も読めず、避けるが無難。でも空席は多い。その意味、狙い目。おすすめ。
A N A以外の航空会社だと
- オーストリア航空だとウィーン乗り継ぎでローマ往復、アシアナ航空だとソウル乗り継ぎでローマ往復便がある。
- ほかにカイロ経由でエジプト航空、イスタンブール経由でターキッシュエアラインも選べる。
オーストリア航空はいつも空いている。人気がないと見た。
アシアナとターキッシュは評判も悪くないのですが、便が少ない。毎日飛ばない。
陸マイラーにとっての特典航空券予約の常識
「希望出発日帰り往復の便を押さえ、帰国日にあわせて復路便を変更する」
一度固めた復路便は、路線を変えることは不可。搭乗日なら変更可。複数便が飛んでいる路線であれば時間変更も可。
これが
アシアナとターキッシュは日程の融通のきかない有休の旅人たる私にはキツイ。早々に諦めた。
日系エアラインにこだわらない旅のスキルの高い人、空席のある日を組み合わせて旅程を組める余裕のある人なら、イタリア旅行ビジネスクラス往復、わりと簡単に取れそう。
東京-フランクフルト・ウィーン・ミュンヘンいずれかの便を狙おう。
イタリア行きの便はフランクフルト発だと数・行き先ともに豊富。ただしフランクフルト便はライバルは多く競争率は高い。ウィーン・ミュンヘン発だと、飛行機の到着時間と照らし合わせていくと、マイルで行けるイタリアの都市は絞られてくる。
乗継検索のやりにくさ(路線毎検索と結果が違う)
参ってしまうのは
東京-ヴェネツィア、ローマ-東京の検索をかける。
行きは東京-ウィーン、ウィーン-ヴェネッィア
帰りはローマ-ミュンヘン、ミュンヘン-東京とかで空席が出る。
他にもデュッセルドルフも入り交じり、 ビジネスクラスなりエコノミークラスなりで取得可能な路線候補が並ぶ。
ANA便以外だと
前述のアシアナ・オーストリア・ターキッシュ便も入り交じり、 第二候補・第三候補、第四候補…と並びます。
東京-フランクフルト、フランクフルト-ヴェネツィア、ローマ-フランクフルト、フランクフルト-東京と4区間に分けて検索をかけても空席は出る。
なら最初から
東京-ヴェネツィア、ローマ-東京の検索結果に入ってきそうなものなんですが、ない。
また、東京-フランクフルト往復だと空席表示が出るのに
イタリア往復4路線、ドイツ-イタリア間を極力便数の多い路線にしても「空席はありません」との表示ではじかれてしまう日もあった。
以上の空席検索システムの謎は、ANAの電話対応の人に聞いても、事情はていねいに説明すればわかっていただけるものの、原因は不明。去年も同じ沼にはまり、悩み、電話したのに、全然変わっていない。
夏休み期間の予約は途端に席が取りにくくなるものの、
昨年も毎日トライしつづけ、9月になれば様相が変わり、空席も出てくるのはわかっている。傾向と対策を練るべく、練習を重ねました。
往復予約は直前の練習操作が仇となりPC予約から電話予約に切り替え
希望ルートは東京発フランクフルト往復+行きヴェネッィア着帰りローマ発、4路線での特典航空券獲得に照準を定めることにした。
出発日は去年と今年の傾向から週の中盤とし、いよいよ355日前の決戦日。
いつもは席確保までしか進まないPC画面も不具合が出ないよう、入念に動線をチェック。
いよいよ運命の9時。
第一希望の路線は早々にライバルに先を越されてしまった。
ミュンヘン往復だけ。空席があったんですよ。
決めちゃうと、ミュンヘンからイタリア往復の足を別途確保しなければならないけど。この際いいか。と確定。
空港利用料その他の支払画面に進んだはいいのですが、1分待っても2分待っても支払いが完了しない。
焦ってANAの窓口に電話。
トラブルの原因は、9時前の操作練習で2つの他航空会社を使ったダミー予約が待機扱いで残ってしまい、3つめの本気の予約が重複予約とみなされ、にっちもさっちもいかなくなっていた。
ある程度の時間が立てば予約は自然消滅する。肝心の本予約当日にやるべきでないことにまで気が回らなかった己の愚かしさが恨めしい。唯一の救いは、ミュンヘン便は削除されず、残っていたこと。
ダミー予約を落としていただき、本予約の確定と支払いを無事完了。ただし。
「今回、こちらで操作を行ったため、復路の予約変更につきましてはお電話でしか承れません」と重すぎる引導を頂戴してしまった。
復路予約変更初回は惨敗
電話予約は窓口に20~30分前に電話し、回線を確保しつつ質問で時間を稼ぎ、9時ピッタリに職員の方に操作を依頼し特典航空券を確保。
がセオリー。
ANAのPC画面には、電話窓口での混雑状況をリアルタイムで伝える画面がある。先に言いますが、コレ、信用しちやダメです。
あまり早く電話をしてはご迷惑だろうと、「ほぼ待ち時間はありません」の表示が出ているそれでも20分前、電話したらぜんぜん繋がらない。
25分待たされ、案の定、目指す復路ミュンヘン便はすでに空席なし。
がっかりし「表示、 あてにならないじゃないですか! 」と電話口の職員の方に八つ当たりしてしまった。(人間ができてなくてすみません。この場を借りて深く深く謝罪) 涙ながらに受話器を置くしかなかった。
翌日40分前に電話して食い下がって復路便確保
PC予約なら復路便を日々ずつずらしていくこともできるのですが、私は社畜。スマホ操作の3分なら大目にみてもらえても電話予約なら有休を取らないといけない。
惨敗日の予約日がぎりぎり許せる旅行期間の帰国日だったのに。帰りの飛行機が取れない以上、続けて有休をとり、電話をかけ続けるしかない。
前日はANAさまの言うことを聞いたが故に特典航空券を取り損ねてしまった。
2日めは40分前に電話しましたよ。
昨日の電話予約で失敗したこと、今日取れないと後がないこと、どうしても帰りの便を取ってください、と切々と訴え、 運良く私の当たったANAの電話口の方は、親身になってくださり、 上に書いた質問なども、「時間をかけて聞いて参りますね」と言ってくださり。8:58分あたりから真剣スタンバイ!
「取れました!」とのお声かけに、
お、終わった…! 今年の特典航空券争奪戦!
思わず安堵の涙と歓喜の舞!!!
ミュンヘン-ローマ往復を別途、発券しました。
東京-ミュンヘン往復の必要マイルは95,000マイル。
いったん予約を取り消して東京-ミュンヘン-ローマでも往復で95,000マイル。
ただし予約を取り消せば空席待ちの人が控えている。
直後に予約を入れ直しても同じ便を取れる保障はない。のANAの方のお言葉に、従うしかない。
ANA便ではなくアシアナ航空で東京・ローマ往復でも95,000マイルですんでしまう。
ミュンヘン往復便をキャンセル(キャンセル料3,000マイル)し、使える日程でアシアナ航空を入れ直すことも考えた。
それでも
同じ乗るなら同胞、日本の飛行機。たとえ貧者の一灯であろうとも、コロナの試練に耐えていらっしゃるANAを応援したい。
正直マイルは余っている。私のペースだと手持ちのマイルを期限内に使い切れるか不安。
キャッシュでLCCに乗るより、たとえレートはイマイチでもマイルを使えば支出絶対額は下がる。
ことから、やめておいた。
マイルを貯めるのはともかく、特典航空券確保は正直、毎回寿命が縮む思い。
さて、次は。
ホントにイタリア、行けるかです。
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