新型コロナワクチン接種がそこそこ行き渡れば、とりあえず自分や家族が罹患して命に関わるかも、の恐ろしい事態は避けられそう。早く海外旅行、行きたいなあ。
有休の旅人の海外旅行再開に向け譲れないポイント
入国・帰国後の隔離期間が長すぎる・はっきりしないのではそもそも無理
旅先・または日本に帰国して、問答無用のホテルにカンヅメ〇日間。外に出ちゃいけない〇日間。おまけに期間中に陽性反応なんか出た日には地獄を見るハメになる。
仕事を一週間休み、家を空けるだけでも気苦労根回し下準備、神経使うんです。
私の有休は年20日。旅行必要日程プラスin日本隔離14日+旅行先隔離期間(実際は土日が入るからもう少し減るけど)。無理です。
職場に「万全の体制を敷いて臨みますが陽性反応が出たら休み、伸びます」なんて言えない! 絶対言えない!
予定どおりにピタっと戻ってこれなければ困る。
隔離期間がある限り、国内の観光スポットやホテルスティでお茶を濁しているしかない。
急に情勢が変わるのは困る
思い立ったその日にふらっと旅立てる身分でもスキルもない私。
何ヶ月も前から飛行機を予約し、宿を取り、現地ツアーを組み入れ、モザイクを組み立てるかのように日程を埋めていく。
出発前にわかるならまだいい。
旅行中に急にコロナ情勢が悪化し、
- 交通機関が動かない・乗せてもらえない
- ホテル宿泊を断られて途方に暮れる
なんてことになったら
ヘタすると異国の地でのたれ死にです。
また、飛行機くらいならやむを得ない気はするものの、行った先々で「72時間以内の陰性証明必須です」なんていちいちチェックが入ったのではたまらない。
肝心の遊ぶ時間に差し支える。
体温チェックくらいなら粛々と従いますけど。
5年、10年待てば世界中を行き来できる日常は戻ってくるのかもしれない。
しかし、私は若い人とは違う。遊べる時間はあまり残っていない。もう待ちたくない。
どこかでハラをくくらなければ。
受け入れるしかないコロナ下の制限を見比べ、決断を下すべき時は必ずやってくる。
辛いんですが、今は雌伏の時期。
私の海外旅行はおんなおひとりさま。国内も長期間の旅行は、一緒に行ってくれる人を見つけるよりは一人が気楽。
もともと一人旅は、国内・海外問わずコロナ感染のリスクは低いんですよ。
移動は1人、食事も1人。
自分から人とのふれあいを求めない限りは接触はない。
旅先なんだからと気がゆるみ、行きずりの人と意気投合して飲んだり食べたり自宅に招待されたりすれば、あるいは危ないのかもしれないけど…。
J A T A (一般社団法人日本旅行業協会)の海外旅行に向けたロードマップ
旅行会社の方々もアフターコロナを見据えて準備着々。
お客さま(我々)を呼び込むため、先々の見通しを示し
必要に応じて関係機関への呼びかけや協議を行ってくださっている。
うまくいけば、来年の夏には望み持てそうですね!
現在の渡航規制緩和の目論見としては
- ワクチン接種証明書(紙)の発行開始7 / 2 6 ~
- ビジネストラック再開
- デジタルヘルス・パスポート運用開始
- 入国者数上限人数制限見直し
- 外務省感染症危険レベル引下げ
- 帰国時の1 4日間隔離緩和・免除
(例)帰国後3日間は隔離、その後の検査で陰性者は隔離免除国際往来の再開
JATAの活動としては
- 経団連提言書内閣官房宛て提出6 / 2 4
- ワクチン摂取率拡大に伴う入国規制緩和に向けた活動
- ヘルス・パスポートを使用したモニターツアーの実施
- 各国入国要件の整理(随時継続)
- ジャタ海外視察団の実施
- 海外旅行ガイドライン策定
- 相互往来回復に向けた2国間での討議
- ヘルス・パスポート使用方法の案内(安全安心のP R)
まず、デジタルヘルス・パスポートってなんだろう。
アプリを入れてワクチン接種証明を持ち歩くくらいならお安いご用です!
外務省の感染症危険レベル引下げと帰国時の隔離緩和・免除も待ちわびた慶事ではあります。
危険レベルは1から4までの4段階。今は全世界、レベル2以上。観光旅行のためには1まで下がっていただかないことには話は始まらない。
ある日突然、唐突にしれっとレベル下げられても、気づくまでに時間がかかる。
旅行の準備にバタバタ騒いでいる間に新たなる変異株の流行が始まったりして、また警戒レベル引き上げなんかされたらイヤだなあ。
2国間協議…。ヨーロッパや韓国、東南アジアの一部あたりから始まって、徐々に間口を広げていくのだろうか。
もちろん青写真どおりにコトが運ぶとは考えにくく
紆余曲折、見直し・先延ばしはあって当然。
でも、海外旅行解禁に向けて、今の立ち位置は見当つくし、先の見通しがわかれば
第一、励みになる。
また、今後の情報収集先の方向がわかるのもありがたい。
アフターコロナの旅のカタチ
ホテル選びなんか気をつけよう
さすがにairbnbやB&B、ローカルすぎるホテルなどには怖くて泊まる気にはなれない。
安全・治安・設備しっかりに加えてコロナ対策が万全のホテルを選ばなければいけない。
冷え込んでいる日本の観光業者の方々にいくばくか、貢献させていただきたい気持ちもある。プロの目で確実なホテルを選んでもらうべきかも。
時々刻々と変わる現地の情報をいかに的確にキャッチするか
旅行中は自分で立てた計画をこなすのに忙しい。
テレビ見たって何言ってるのかがわからないし、スマホをチェックしているヒマなどなかった。
しかし
- 昨日はいらなかったPCR検査が今日は必須になるかもしれない
- 現地でPCR検査してくれる場所を探すハメになるかもしれない
- 緊急告知が出ても蚊帳の外で結局自分で自分の首をしめることになる
無事日本に帰り着くためには絶対に避けなければいけません。
アンテナとパイプが必要です。事前にガッチリ下調べしていかなくては。
世界規模、帰国のための情報網と旅してまわるエリア情報と今日見て回る町の地域情報。
みんな必要です。
英語少し勉強しようかな…。
今までは安全第一。毎回日本語ガイドさんに空港まで迎えに来ていただき、現地のことを教えていただいてきた。
- ざっと現地情報確認
- めぼしいアプリやサイトがあるなら教えてもらう
- いざというときにヘルプしてもいいですかとガイドさんにとりすがって頼み、転ばぬ先の杖を確保する(もちろん本当に連絡するのは絶体絶命の時だけ)
- ホテルのチェックインの時にも観光におけるコロナ関連の注意事項をきちんと聞いて段取りを確認し
- 英語も現地語も話せませんが大事なことは必ず伝えてくださいと念を押す。
- 何日間も一人きりにならず、適宜日本語で情報の取れる現地ツアーを組み込み情報の取りこぼしを避ける。
マスク手指消毒は言わずもがなでスマホはホテルの部屋に戻った途端に消毒。すぐに着替え。
握手もハグも避けてとおり、慎ましい日本人女性を演出。
食事はできるだけ屋外で。
人ごみは避けたいところなんだけど。でも今まで行ったメジャーな観光地で空いているスポットなど皆無・絶無と言っていい。
世界中から集まる田舎者で
自由の女神もアルハンブラ宮殿も凱旋門まわりも清水寺も嵐山も
たいそう人当りしたことでした。
郊外なら人は減るんですけどね…
しかしフィレンツェにいってウフィツィ美術館を外すことはできない。バチカンなしのローマ観光などありえない。
行きたい!
注意して行くしかない…
老驥(ろうき)は櫪(うまや)に伏すも 志は千里にあり
烈士(れっし)は暮年になるも 壮心やまず
盈縮(えいしゅく)の期 ただ天にあるのみにあらず
寿命は天が決めるのではない。自分で伸ばせる。
駿馬は年老い、馬屋にうずくまりながらも千里を駆けめぐることを夢見る。
志士たるもの、年をかさねてもたぎる思い、燃えさかる心をとめられるものではないのだ。
(「歩出夏門行」曹操)
百回唱え、 千回唱え、 何万回でも唱えさせていただきます!