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【画像41枚】エルメスバーキンサイズ35色はキャメル パーツや内部も全部見せます!

たしか20年くらい前に直営店で購入した エルメスのバーキン35㎝。色はキャメル~ブラウン系。革の質感と最高級品の風格をご覧ください。

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エルメスのロゴ入りの保護袋に入れて保管していました

 

 

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横幅35cm高さ25cmマチ18cm

 

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クロア部分を開いたところ

 

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クロアの金具の飛び出しの長さで、使われている革の厚みがよくわかります

 

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上フタ部分

 

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この写真の色が、実物に一番近いかも

 

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上フタと閉じずに使うとこのフォルム

 

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中にものが入って入ればもう少ししっかり、バッグの中央部分はふくらみます

 

 

エルメスのバーキン ブランドストーリー

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オープンで持つと「HERMES」のロゴがはっきり見える

エルメスのバーキン。バーキンの名の由来は、フランスの女優、ジェーン・バーキン(Jane Birkin 1946 - )から来ています。

バーキンは元祖フレンチロリータとして1960年代を象徴するフランスが産んだモデルであり、女優であり、アーチスト。

少女の、あどけないはずなのに妖しくも男性を幻惑するキャラクターとイメージは、1960年代のファッションとトレンドを大きく引っ張った。

何気なパリ仕込み(ただしイギリス人)のファッションセンスも抜群で、エルメス社がジェーン・バーキンのためにデザインしたのがバッグ、「バーキン」。

バーキンが誕生(1984年)してから30年以上たっているのですが、故モナコ公妃で人気女優だったグレース・ケリー(Grace Kelly、1929-1982)の名を冠した「ケリーバッグ」とともに、エルメスのバッグの看板として、今も絶大な人気を誇る。

 

 

エルメス バーキンの値段・価格

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トートバッグ気分で持ちたい

20年近く前なので、正確な値段は忘れてしまったのですが、税抜きで60万円代でしたね。

私が購入したころ、バーキンはとにかく品薄でした。

欲しいな、とショップに行ったら「5年待ちです」と言われた。

「わかりました、お願いします。」と店員さんに頭を下げ、革と色と金具と大きさを選ぶ。

そして銀行で積立貯金をはじめた。月1万円。

5年続けて、ショップから電話届いたとの電話が入り、取りに行きました。

今もたまにエルメスのショップなど、覗くことはある。ケリーとかバーキンとか、お店に並んでいることもあります。

ただしエルメスのケリーにしてもバーキンにしても、革の種類も色も多いし、おそらくはプレーンなものはお店に並んだそばから売れてしまうのでしょうし、青とか緑とか、ちょっと「プレーンな色」とはかけ離れたものの方がお店では目につきやすい。

たまたま目にとまったエルメスのバッグが自分の好みとニーズにドンピシャ、が一番ですが、お店のバッグにインスピレーションがひらめかないのであれば、店員さんに聞いて、取り寄せなりオーダーすることをおすすめします。日ごろからよくエルメスのバッグを見ておいて、自分の欲しいバッグのタイプのイメージを固めておけば話は早いはず。

 

 

エルメスのバーキン 35㎝を持った感想

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バーキンの錠前

重い

バッグを持って外に出て、まず思ったのは「ジェーン・バーキンってもしかしてとてつもない力持ちだったのかしら。」バッグそのものが、今まで私が持ってきたバッグと比べて、段違いに重い。

ショルダーバッグではなく、ハンドバッグなので、余計に重量感がある。さらにハンドル部分も、ガッチリと太く、持ち手の長さもあまり長くないので、腕を差し込んで肘にかけるのも非常に手間がかかるのです。

 

とにかく頑丈、堅牢

重い・革が厚くてしっかりしている、の感触は、言い替えれば作りがしっかりしていることになる。

画像をみてもおわかりのとおり、もともとが馬具屋さんなんだし、縫い目なんかも水も漏らさぬつくり、糸は太く、頑丈に縫い付けてあるので、機能としては申し分なく、機能すなわち美の世界。

 

開け閉めはとても使いにくい

上フタを閉じ、ベルトを左右から回してとめる。実際毎日やってはいられない。日ごろは上ブタ部分を中に入れ込んでも持つことはできるので、必要な時だけベルトなしでフタをする、ベルトをきっちりしめてフタをする、を使い分ける。

カギはバッグを人に預ける時のためのものでしょうから…。

日本人が普通の生活をしていて貴重品を入れたバッグを人に預けるシーンはなかなか想像しにくい。エルメスはフランスの貴婦人のために馬具入れをハンドバッグに転用したのでしょうから、名残ですかね~。

 

結局あまり使っていない

とにかく重く、開閉に手間がかかる。ハンドバッグで肩かけもできない持ち手の太さと長さ、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したお宝バッグ、とくれば、普段の通勤やちょっと近くのお買い物、にはもったいなくて使えない。

旅先のレストランで持とうにも、重さやセキュリティがネックで、買ったはいいけど、私の生活圏では使うシーンはあまりない。

 

 

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金具は金。クロア部分アップ

 

クロアと呼ばれるベルト部分で、バックの上蓋部分をとめます。かなりしっかりした革。エルメスはもともとは馬具屋さんで、バッグもそもそもは馬具入れ。丈夫でなければ始まらない。

 

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クロアとフラップ

 

 クロアの脇の金具は、フラップ(上蓋)を閉じる持ち方をする時、フラップを押さえるベルトを通すための金具。フラップをかぶせて持てるよう、持ち手部分と金具部分はそれぞれの形にあわせてくりぬかれている。

バッグを開け閉めするのになぜこんなに手間がかかるのか、が思わず頭をよぎってしまうものものしさ。

 

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クロアとキー

 

昔々は、ファスナーなどなかったから、カバンのフタをしっかりと閉じるには構造を複雑にするしかなかった。大事な馬具を入れるのだから念には念を入れて…の名残。機能のためのフォルムが、今は世界中の女性の手もとにある。

 

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クローシュ(鍵入れ)。私は、カギは使ったこと、ありません

 

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補強のために底部分には革がガッチリと縫い付けられ、鋲が打ち込まれている

 

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何回かは持ち歩いているので、鋲は無傷とはいきません

 

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鋲は打ってあっても、4隅はやっぱりこすれてきてしまう

 

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角はどうしてもこすれてきてしまう

 

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底部分と鋲

 

たいして使ってないのに、角はいたんできちゃうんですね。ま、とにかくしっかりした硬い革を無理くり!?成型してるのですから、極端な力のかかるところは弱くなってしまう。

 

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角のこすれがどうしてもイヤなら新品を購入するしかない

 

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後ろから見たところ

 

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ハンドルの縫い目は、中央にもガッチリ入っている

 

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持ち手とベルトのはじまり部分右側

 

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持ち手とベルトのはじまり部分左側

 

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横からみたところ

 

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ひだが2本入ってます

 

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ベルトを絞れは開口部分に新たなニュアンス

 

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上から見たところ

 

 

バッグの内部にいきます。

バーキンは、ケリーよりも底面積が広いので、その分たくさんモノが入れられる。

バーキンには外ポケットはなし。

内ポケットが2つ、両側についていて

 

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片方のポケットは縫い付ける式

 

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もう一つのポケットはファスナーつき

 

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裏に貼られている革は柔らかい

 

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上フタは

 

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すっぽり中に入ります

 

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ファスナー付きポケットの側が手前ポケットになる

 

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圧倒させられる迫力はバッグ内部にまで

 

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内ポケットのファスナーの引き手も革

 

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脇上部の折りたたまれた部分

 

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ベルト通し部分のステッチ

 

 今、バーキンの定価は100万円超えてるんですね。20年前の私、150万円だったら、積立貯金、始めたかしら。

60万円出して憧れのバックを手に入れた高揚感は今も忘れがたく、たとえ出番はこよなく少なかろうとも、持っているだけで幸せです。潮時を見極めて下取りに出すんだろうな。

投資としては悪くなかったかも。

 

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