初心者・女性ですが有名な「かわいい」スポット、秋葉原の正統派・元祖、日本に初めて生まれたメイドカフェに行ってきました。
値段、安かったです。メニューの紹介やお店の雰囲気、客層、気づいたことなど。
メイドカフェに行った動機
所用のため上京し、空き時間は秋葉原でタブレットを見ることにしました。
秋葉原といえばオタクの町。そういえば、まだ、メイドカフェって、行ったことない。
「ご主人様、おかえりなさいませ☆ 」なぁ~んて言ってもらって1,000円払う。いいじゃありませんか。
実は私は女。執事喫茶で「お嬢様、おかえりなさいませ☆ 」にも憧れはあるのですが。
検索してみたところ池袋か渋谷まで移動しなければならない。炎天下の猛暑地獄の都心を動きたくない。
初めてなんだし、秋葉原で、メイドカフェ初体験にトライです。
キュアメイドカフェに決めた理由
合流した息子に
メイドカフェって行ったことあるか
と聞くと「ある」という。
さりげなく、入店までの行動を聞き出したところ
「東京で一人暮らしを始めるにあたり、詳しい友人に同行してもらい、秋葉原でパソコンを揃えた。
友達が(メイド喫茶に)行きたいというので同行した。」
と申しております。
(自分はさほど行きたくはなかった、との口調がホントかウソかは、別にどっちでもいいから(^_-)-☆)
なら是非連れてってはもらえないか
金なら出す、一食浮くでしょと頼み込み、
ご推薦のキュアメイドカフェに連れて行ってもらえることになりました。
「スカート長いよ」と釘をさされてしまった。
ミニスカートのメイドカフェのお店の話を、おかーさんにする必要、ないよね。
キュアメイドカフェ アクセス
秋葉原の雑居ビルの6階にある。1階はガチャポン専門店で、お店には二階建て・三階建てのガチャポンが詰め込めるだけ詰め込んであり、建物奥のエレベーターまでの通路の幅は、真面目に人ひとりすれちがうのにもひと苦労。「すみません」を連発しながら進み、いざ6階へ。
キュアメイドカフェ 予約
メンバー登録をすれば席の予約ができるのですが、一般客は予約はできません。
日曜日の11時半すぎに行ったところ、
「11時開店で、当店は90分の時間制(注:混んでいる日のみ)で、たった今満席になったところです。
お席が空いたらスマホでご案内する、などはやっておらず、お店の中でお待ちいただくことになります。」
とのメイドさんの説明を受ける。
私は秋葉原の中古パソコンショップをハシゴ。順番取りの息子より着信があり、入店できたのは12時半ごろ。
キュアメイドカフェは撮影禁止
テーブルに座ると、早速撮影禁止の札!?がテーブルに立っていました。
キュアメイドカフェに行ったことをSNSにアップすることはOKだそうです。
ただし、店内の展示物(アニメグッズなど)を撮影したり、メイドさんや他のお客さんを撮影することはNG。
かわいいメイド服を着たお嬢さんの写真をぜひ撮影して帰りたかったのですが、諦めるしかありません。
キュアメイドカフェのメイドさん
日曜日のランチタイム、フロアで接客していたメイドさんは3~4人。
20代前半から半ばと見ました。スリム・細面、ほっぺぷっくり・ややムチムチ、中肉中背。
メイクは薄め~ナチュラル。
顔は、どのお嬢さんも普通に可愛い。ただし特別目立つルックスの子や、極端に派手なメイクの子とかはいない。
コスチュームは、英国ビクトリア調のクラシカルな黒×白のメイド服で、
つまりロングスカート、脚は見えません。足首さえ見えません。見えるのは靴の一部分だけです。
髪はまとめてネットに入れてシニヨンにしてメイドカチューシャをつけるとか
シニヨンをメイドキャップで覆うとか。
そして肝心のメイドさんとのふれあいなのですが、
普通のカフェや喫茶店のウェイトレスさんと全く同じ。
メイドさんから話を振ってくれるとか、かまっていただける、は皆無。
別のコンセプトのメイドカフェなら、もう少し親しげにおしゃべりなどできるのかもしれませんが
また、メンバーさん、常連さんになってメイドさんとの距離を詰めていける人ならまた違うのかもしれませんが
当方、おのぼりさんのメイドカフェ初回利用の女と母親が目の前にいる20代男。いいんです、見つめるだけで。
注文を取りにきたメイドさん、料理と紅茶を運んでくるメイドさん、お皿を下げにくるメイドさん
用事が済むと、軽く膝を折ってお辞儀してくれる。
お辞儀するとき、空いている腕をウエストに持って行く。
ビクトリアンスタイルのロングスカートが揺れる~。
がメイドカフェならではですね。
キュアメイドカフェの客層
- 母と息子が1組(我々)
- 女性2人組(20~30代)
- あとは全員、男性。おひとりさま、2人組、3人組、4人組。年代は20~40代。
場所がアキバだし、日曜だし、マニアっぽい、オタクっぽいルックスの人が多く、服装はカジュアル。
どのお客さんもとてもおとなしい。礼儀正しい。
静かに食べ物・飲み物を注文し、
連れのいる方は和やかに談笑なさっていました。
キュアメイドカフェの内装や雰囲気
19世紀のビクトリア風を狙っているので、メイドさんがビクトリアンなら、インテリアもビクトリアンです。
ただし、壁に飾ってあるのは、一面アニメの場面だし、店入り口にはフィギュアなんかも飾ってある。
メイドさんは素っ気ない(失礼)のだし、なにもオタクカラーをスッパリ取り去ってしまった方がいっそすっきりするのでは、
なんて、メイドカフェ歴1回目の私は思ったけど、余計なお世話ですよね。
音楽も、女の子が好きそうなソフトなイージーリスニングサウンドが静かに流れており、
息子に「何の音楽を流しているかわかる? 」と尋ねると
「タイアップしているアニメかゲームのサウンドトラックじゃないか。」とのこと。納得。
ノリノリのメイドカフェ、のアタマで行くのではなく、
ウェイトレスさんがメイド服を着ている古式ゆかしい!?喫茶店
と思って行けば、良い雰囲気のお店です。
キュアメイドカフェの料理・ドリンク・スイーツ
正統英国風カフェなのですから、紅茶が看板メニュー。
いつもは紅茶などとんと飲まない息子も、
神妙にメイドさんが持ってきてくれたティーポットから(自分で)注いだ紅茶を飲み、
メイドさんから
「茶葉が開きすぎるとお茶が苦く、渋く感じられる時があります。
さし湯をお持ちしますのでおっしゃってください。」
と話しかけてもらい、
言われたとおりに2杯目を飲んで「おいしい」とか申しております。
息子の選んだ昼食は北陸は金沢のご当地B級グルメの「チャンピオンカツカレー」。
普通のカツカレーより、カツを細く、厚さ5ミリくらいに切り
オーバルのやや深いカレー皿に
「白ごはん→カレー→千切りキャベツ→カットカツ→ソース」の順にお皿に盛る。
おいしかったそうです。
私は、とにかくこの日は暑く、食欲どころではなかったので
お昼ご飯はワッフルセットにしておいて
飲み物はスパークリングのアイスティーにしました。
おいしくいただけました。
他のメニューは
- オムライス、カレー、パスタが1,000円前後
- サイドメニューが一皿500円前後
- 飲み物はホット・アイスとも500円前後で、
- 夜はアルコールが加わって、カクテルなどが500円~。
(すべて税別)
お店にいたのは1時間程度で、90分の時間制の絶対領域!? は侵さずにすんだ。
お勘定は食べ物・飲み物代のみ。
一人1,000~1,500円くらいで間に合ってしまいました。
元祖「ジャパニーズ・カワイイ」文化の震源地巡礼のお値段としてはとってもリーズナブルだったのではないかと。
次はぜひ、執事喫茶を極めてみたいものです。
息子に、ついてくる気はあるかとたずねたところ、「タダなら行ってみたい」と承諾をもらっています。
オットには、社交辞令で、一緒にどうだと水を向けましたが、断られてしまいました。助かった。