渾身の鶏白湯スープと手打ち縮れ麵の人気ラーメン店をハシゴ。

息子が帰省してきているのでラーメン食べに行きました。

麺処若武者（福島県二本松市）

２００９年に店主の故郷、二本松市に開店。

もともとのラーメンがおいしいのはもちろんなのですが、

こう言ってはいけませんが二本松市は人口５万人あまりの小さな城下町。

周辺に知名度の高い店などない。

お客さんが来るのを待つだけでなく、積極的に、外に打って出る。

Yahooがマルちゃんマークの東洋水産とタイアップした「最強の次世代ラーメン決定戦」の上位入賞の常連であり、店主考案のラーメンは次々カップ麵化されて全国レベルでの知名度をじわじわと浸透させていき、
アメリカはロサンゼルスで開催されたラーメンショーで堂々売り上げ１位の栄冠をひっさげての凱旋帰国。

一代で名声を築き上げたやり手の店長にふさわしく、

SNSでの発信や全国の若手敏腕ラーメン店主とタッグを組んだ企画・イベントとPR活動にも積極的。
１号店は大成功を収め、満員御礼、と見るや２号店・３号店を至近の国道４号線沿いの上り・下りの道の駅に開店。続いて４号店を福島県の県庁所在地、移転したばかりの市内最大の総合病院そばのショッピングモールに出店。

と日の出の勢いで、

福島県のラーメンの人気投票では常に上位にランクインまたは殿堂入り、と常に話題づくりがお上手です。

実際にお店に行ってラーメンを頂戴し、

なるほど、これが世界が、日本が認めたラーメンのお味なんだわ～

を納得できてしまうおいしさ。

土曜日の開店２０分前にお店に到着。良かった。行列なかった。

前に２回くらい、平日のお昼どきに来たことがある。１回は満員で「３０分待ちです」と言われて諦めた。別の日は空席あり。すんなり入れる入れないは、運次第。

看板には八相の構えのレッドの若武者のシルエット。

店は２車線の二本松の商店街に面しています。

駐車場は

ウナギの寝床式で店の奥にある。

正直に言わせていただければ大変に駐めにくい。

スペースは１５台。駐車場が満車の場合はスタッフにお声がけください。との案内があります。

開店と同時に席に着けました。お店は３０分もすると満席になり、帰るころには順番待ちの人がイスに座って待っていた。

メニューは

青森シャモロック鶏清湯
当店一番人気でおすすめ。あっさりで細麺
奥深い味わいで濃厚なダシが出る最高級自撮り。贅沢に丸鶏でスープをとっています。

塩鶏中華そば　７３０円
味玉入り塩鶏中華そば　８５０円（おすすめ）
塩鶏特製三種肉盛り　１，１００円（人気）

醤油鶏中華そば　７３０円
味玉入り醤油鶏中華そば　８５０円（おすすめ）
醤油鶏特製三種肉盛り１，１００円（人気）

福島鶏白湯　二本松市発祥福島ご当地ラーメン
川俣シャモ、会津地鶏、伊達鶏の三大鶏を大量に使い炊き上げた濃厚コラーゲン鶏スープ

濃厚福島鶏白湯　８８０円
濃厚福島鶏白湯味玉入り１，０００円（おすすめ）
濃厚福島鶏白湯特製三種肉盛り１，２５０円（人気）

特濃旨辛福島鶏台湾　９５０円
特濃旨辛福島鶏台湾味玉入り１，０７０円（おすすめ）
特濃旨辛福島鶏台湾特製三種肉盛り１，３２０円（人気）

濃厚スパイス味噌（数量限定）
濃厚で塩分強めです。
※シナモンも入っています。
※ガッツリ系。量多めです

濃厚豚骨魚介辛肉味噌ラーメン　８８０円
味玉入り　１，０００円（おすすめ）
肉マシ味玉入り　１，２００円（人気）

まぜそば（数量限定）
塩分強めです
※にんにくが入っています
※ガッツリ系。量多めです

ブラックペッパージャンクまぜそば　８８０円
名物岳温泉玉子のせ　１，０００円（おすすめ）
肉増し岳温泉玉子のせ　１，２００円（人気）

全メニュー大盛り＋１２０円、替玉＋１５０円
トッピング
京都九条ねぎ１００円
バター１００円

カップ麺化・全国発売された「花椒香る煮干醤油」味もお土産に買って帰れます。

雑誌掲載、受賞ステッカー、ラーメンショーの出店感謝状。

「若武者」名入りのお土産用ラーメンもあります。

ラーメン、きた！！！

息子が頼んだのは「塩鶏特製三種肉盛り」。豚の三枚肉のチャーシューのインパクト大きすぎ！

私が頼んだのはコラーゲンタップリの「濃厚福島鶏白湯」。

スープのトロミが半端ない！　しかしあんかけとは明らかに異なるトロっと感、脂っこくもしょっぱくもない端麗なうま味のスープは、生の紫タマネギと一緒に口に入れ、タマネギをかみしめると辛さがはじけ、心地よい！　スープとの相性バツグン！

麺は素直な中細麺。

どんぶりも今風で、底の細いタイプ。

台湾そばにしても良かったかな～。

お店はカウンター席とテーブル席。

店の奥にはお座敷席もあります。

「最強ラーメン祭」のポスター。

パティスリールコネサンス

ラーメン紀行なのですが、なぜかケーキ屋さんの紹介です。

「麵処　若武者」のご主人の弟さんは実はパティシエ。さらにお店も隣合わせなのです。

古式ゆかしい小さな城下町の二本松の商店街に、忽然と現れたパリか青山からワープして飛んできたのかしら、と錯覚させてしまいそうなオサレな店構え。

何しろご主人は。かのラブティックドゥジョエル・ロブションで修行され、故ロブション氏からディプロマを授かっている…。と聞けば、たとえラーメンでどんなに胃がもたれようとも、「…買って帰らないと」の焦燥感にかられてしまい、自分で自分を押さえることができない。

ケーキは税込で３００～４００円台、マカロンが１００円台、ロールケーキが１，５００円と良心的。

ケーキ以外にも焼き菓子やキャラメル、ワッフルサンドなど種類も豊富です。

お店の前の看板にも出ていたクロワッサンワッフルは

若武者のテーブルにも告知があり、

焼き立てのクロワッサンサンドをお持ち帰りして、家のオーブントースターで焼き直すのがおすすめ。

買って帰ったケーキは夕食後のデザートにいただいきました。

ついでに言えば、若武者のラーメン、私の選んだ濃厚鶏白湯のコラーゲンドロドロスープのラーメンは、案外胃もたれもせず、普通に夕食、食べられました。

ケーキは、重すぎず軽すぎず。スポンジがわりとしっかりしていて、チョコクリームもチーズクリームもしっかりした舌ざわりで、甘すぎず、満足感が味わえる。ロブションの流れをくんだケーキを、こんなリーズナブルなお値段でいただいてしまって良いのでしょうか。

二代目いまの家（福島県白河市）

前に白河ラーメン紀行に行き

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前回白河ラーメン紀行に行った時に、初代の「いまの家」に行ったのです。大層おいしゅうございました。その時に「いまの家」には「二代目いまの家」という、息子さんがのれん分けしたお店もあり、初代・二代どちらも大人気。いやどっちかって言うと二代目の方がおいしい…。との評判もけっこうあった。これは極めなければ、と狙っていたのです。