福島県の裏磐梯、裏磐梯レイクリゾートにお泊りしてきました。2つのホテルが併設されており、五色の森がファミリータイプ。猫魔離宮がエグゼクティブ タイプ。渡り廊下で行き来できてショップ・レストラン・カフェは共用。
私たちが泊まったのはファミリータイプ。エグゼクティブ タイプのロビーの写真も撮ってきたのであわせて口コミ。
裏磐梯レイクリゾート 概要
住所
〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村檜原湯平山1171−1
アクセス
JR:東北新幹線郡山駅で磐越西線乗換、猪苗代駅下車。無料送迎バスで約30分。
車:磐越自動車道猪苗代磐梯高原IC下車約25分。
東京駅発往復送迎バス:あり。ただしバス付宿泊プランのみ。
公式ウェブサイト
外観
左右に巨大なウィングが拡がります。
週末の利用なので車は多い。でもホテルの建物からはすぐに歩いて行ける距離です。
玄関。
ロビー・フロント
入ってすぐ。
向かってすぐ右にカフェがあって
左がフロントです。
裏磐梯の自然を満喫できるよう、ウォーキングツアー、カヌーツアーなどアクティビティプランは盛りだくさん。
館内だとあかべこ絵付け体験。
冬だと猫魔スキー場でのスキーと檜原湖のわかさぎ釣りが定番。また、イエローフォール、と言いまして磐梯山の噴火口壁からしみ出す水が凍る巨大な氷の滝『イエローフォール』を見に行くツアーもあります。
空きがあれば当日参加も可能。
大浴場
日帰り温泉も楽しめます。入口から真正面が入口。
入口手前の休憩スペース。
マッサージチェア。
階段を上った2階も休憩所です。
入口手前のスペース。
奥が客室へのエレベーター。
空間が広い。でもスキー客でごった返す冬はいっぱいになっちゃうんでしょうね。
お風呂は夜と朝、2回行きました。中は撮影禁止。
5~60人はらくらく使えそう。私が行ったときは10人前後。
お湯はちょっと赤みがかった褐色で、クセあるのかなあ、とおそるおそる入ってみましたが、湯あたりマイルド。ちょっとぬるめ。
屋内浴場には大・小のお風呂とソフトサウナ(蒸気のサウナで温度は50度前後)。
露天風呂も大きく、2~30人は入れそう。木立の間から檜原湖の眺望を楽しめます。温度は屋内風呂よりなお低め。
なお、お部屋のアメニティに、女性用のコスメ提供はなし。
クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液はお風呂に備え付け。
カフェ
海水からとるお塩じゃなくて、温泉の温泉水に大昔の地層の中の海水の塩が溶けだす。
を煮詰めた稀少なもの。
ご当地名物、会津山塩コーヒーをホテル内の裏磐梯カフェで頂戴します。
雰囲気もとてもすてきで、エクセレントなリゾート気分、盛り上がりますねえ!
1杯700円。
私たちは館内で使える1,000円分のクーポンを頂戴したので、山塩コーヒーと1品たのんでちょうどくらい。
出てきたコーヒーは、とろっとした舌ざわりで、「しょっぱい」のではなく、口に含むとかすかに塩の風味がする。甘みの奥に塩味が入っているのがはっきりわかる。
コーヒーは軽い苦みがあって酸味は控えめ。上層のクリームも濃厚で、じっくり飲ませていただきました。
チーズケーキは1コだけオーダーして家族全員でシェア。
ロッジ風の内装です。
ショップ
店内は広く、ハイセンスな地元の逸品が都会の人にも納得のレイアウトで所せましと並ぶ。
お土産選び、迷っちゃいますよ。きっと。
会津の伝統工芸品。
会津山塩ももちろんお取り揃え。
日持ちのする山の幸・里の幸。
会津の銘菓や
ホテルオリジナルグッズ。
銘酒コーナーも立派。全国新酒鑑評会の金賞受賞のお酒の数が福島県は日本一! しかも8連覇!
ワインコーナー。残念ながら、会津ワインではなかったけど。
人気のお品も告知あり。
朝市は会津産の桃と猪苗代産のお米でした。
農家さん自ら、天塩にかけたおいしいお米や果物を熱く語ってくださいます。
アートスペースもあります。
20世紀のファッション原画がメイン。
トレッキング用具貸出コーナーもあり。
渡り廊下を通って別館の猫魔離宮にお邪魔します。
猫魔離宮
猫魔離宮の入り口は五色の森より道の手前。
入り口から。
向かって左手奥がフロント。
高ぁ~い天井、吊り下げの連なるシャンデリアと大理石の白の円柱がクラス感を演出。
「宮殿リゾート」がキャッチコピーなんだそうで。
で、猫魔離宮ならではの展示としては
秦の始皇帝の兵馬俑の出土品(の復元)展示。
展覧会に行かずして、本物の息吹を感じることができます。
華麗なバグと無垢なお馬さんの表情に見とれたりして。
奥のカフェスペースからは湖畔の景色がのぞめる。
ソファもデザインいろいろ。飾ってあるアートも廊下のそれよりカラフルです。
お部屋に向かいます。
宿泊階のエレベーター。
ソファ(さすがに猫魔離宮のそれと比べると;;;ですね)
エレベーターを降りてもなお、広いですねえ。
廊下の果てがかすんで見えない!
お部屋
2人部屋で、補助ベッドを2つ追加。でも、余裕の広さでした。
補助ベッドは部屋を入ってすぐのつきあたりに1つ配置。
洗面所
アメニティ
お風呂
トイレ
もう1つの補助ベッドは窓際。私はここで寝た。寝心地よく、安眠できました。
レイクビューのお部屋です。お天気がよければカラフルな裏磐梯が見えるはずなんだけど…。残念!
本来!? のツインベッド。
温泉用の手提げバスケットも完備。
クローゼット。
バスタオルとフェイスタオル。
なお、館内着は浴衣。サイズがあわなかった時は、廊下に予備が置いてあります。
ティーセット。緑茶と玄米茶のティーバック。
お水は、もちろん、猫魔ヶ岳からの湧き水です。水道水も、おいしかった!
ガラスコップ。
冷蔵庫。
お菓子。
展望スペース
今はコロナ下。宴会場が宿泊客に展望ルームとして開放されていました。
あいにくの雨模様の檜原湖。でも、ホテルに行く途中、釣り船がところどころ、浮かんでいるのが見えた。
プレイルーム
本館3階にある。卓球台が3台。
カラオケバーもあったんだけど、コロナがおさまったら、ということで。
食事
夕食
夕食開始は17時半・19時から選べる。17時半の方が人数に余裕があります、とのことだったので17時半にしました。
入口で手指を消毒し、ビニール手袋をする。ビニール手袋はそこここに置いてあるので、その都度装着を確認してからお食事をいただきます。
先着順で窓際に座れた。奥に室内席があります。
始まりの時間は人が多く、遠慮してしまい、
帰り際にささっと撮った写真です。
まぐろちらし寿司
お刺身
洋食オードブル
飲み物コーナー
サラダコーナー
ドレッシング
チキンナゲットやポテトフライなど、子ども向けのコーナー
ケーキ
ソフトクリームコーナーも。福島の誇る「桃」味とバニラ。
朝食の時は撤去されちゃうのかなあ、と思って行ったら、あった! 朝夕ソフトクリームが食べられます!
シェフがサーブしてくださるのはローストビーフと天ぷらで
天ぷらのおすすめはアスパラガス。会津の特産野菜で、大株でかみしめるとしっかり味がします。
ローストビーフのソースや天ぷらのお塩も種類が多く、お好みで選べる。
洋食の野菜メニュー。
魚料理も。
肉料理も。
朝食
夕食と同じ会場。私はどちらかというと朝食メニューの方が食べたいもの多かった。
人気の上海風やきそば。
お米は喜多方産のコシヒカリ。
喜多方ラーメンもセルフで食べられます!
パン
フルーツ
生野菜のサラダ
和食。
大根おろしをてんこ盛りにしてとってゴハンがわりにしていただきました。
ホテル周辺の観光・みどころ
裏磐梯は首都圏からも気軽に行ける距離だし、自然はダイナミックで華やか、かつカラフル。
アクティビティも難易度がさほど高くなく、家族ぐるみ、子ども連れやお年寄りなどにも楽しめるメニューがもりだくさんのゴールデンスポットです。
猪苗代の野口英世の生家、会津の鶴ヶ城や白虎隊終焉の地の飯森山や、奇跡のお堂、さざえ堂など、周辺の観光スポットも充実していて、東北の自然と風物、満喫できます。
おまけ:喜多方ラーメン「すがい」
「もつ煮込みがうまいらしい」と息子のチョイス。
「日頃家系のこってりラーメンばかり食べているので喜多方ラーメンの王道ぶりはいっそすがすがしい」が感想でした。
昔なつかしの支那そばの味。地元の人も数多く訪れていて、活気がありました。
もちろん、もつ煮込みはほろほろと柔らかく、甘辛にショウガがきいていて生の刻みネギの