マイル交換になぜスケジュール管理が必要なのか。
ANAマイルの最高レートの交換ルート(ソラチカ・LINEルート)は月1回、20,000ポイントが上限。
そして登録しているポイントサイトごとに交換の締め日や交換までにかかる日数が異なるのです。数えてみたら15コあった。多すぎてだんだん訳がわからなくなってくる。
でも失敗すると、最高レート交換の18,000ANAマイル、1月分取りそこなってしまう!厳格な管理をしなければ!
ついでにJALマイルの交換についても一緒にまとめています。JALはANAよりもシンプル。
交換先ごとに表にまとめました。
ANAマイル獲得のためのポイントサイトの交換サイクル・交換レート一覧表
① LINEポイントからメトロポイントへ メトロポイントからANAマイルへ
交換サイクル | 交換レート | |
LINEポイントからメトロポイントへ | 毎月15日締め・翌月11日ごろ | 90% |
メトロポイントからANAマイルへ (上限月20,000ポイント) |
毎月15日締め・翌月3~10日ごろ | 90% |
② LINEポイントへ
交換サイクル | 交換レート | |
GポイントからLINEポイントへ | 2~3日 | 100% |
ポイントタウンからLINEポイントへ | 3営業日 | 100% |
③ Gポイントへ
交換サイクル | 交換レート | |
三井住友ワールドプレゼントからGポイントへ | 即時 | 100% |
ちょびリッチからGポイントへ | 即時 | 100% |
ポイントインカムからGポイントへ | 3営業日 | 100% |
Get Money!からGポイントへ | 約4営業日 | 100% |
モッピーからGポイントへ | 一週間程度 | 100% |
i2iポイントからGポイントへ | 5営業日以内 | 100% |
④ 三井住友ワールドプレゼントへ
交換サイクル | 交換レート | |
Pexから三井住友ワールドプレゼントへ | 月末締め翌月25日 | 100% |
げん玉から三井住友ワールドプレゼントへ (Real pay経由) |
月末締め翌月下旬 | 100% |
⑤ Pexへ
交換サイクル | 交換レート | |
ハピタスからPexへ | 3営業日 | 100% |
③の、ストレートにGポイントに交換できるポイントサイトが「Pexへ交換レート〇%アップ」との告知が出ていた場合はPex・ワールドプレゼント経由のルートがお得。ただし時間がかかる。
JALマイル獲得のためのポイントサイトの交換サイクル・交換レート一覧表
① ドットマネー・dポイントからJALマイルへ
交換サイクル | 交換レート | |
ドットマネーからJALマイルへ | 1~15日申請は申請月の下旬頃 16~末日申請は翌月の上旬頃 |
50% |
dポイントからJALマイルへ (上限月40,000ポイント) |
15日締め・翌月10日 | 50% |
不定期にポイントサイトからdポイントへの交換レートがアップするキャンペーンが開催されている。最大25%。10,000ポイント交換すれば、2,500ポイントもらえることになる。大きい。
ただし増量分のポイントは「期間限定・用途限定」。マイル交換はできない。
ただ、dポイント経由で交換すれば、増量分のポイントはコンビニなどで使えるので、急がないのであればお得。
② ドットマネーへ
交換サイクル | 交換レート | |
ハピタスからドットマネーへ | 3営業日以内 | 100% |
げん玉からドットマネーへ | 3営業日前後 | 100% |
ちょびリッチからドットマネーへ | 即時 | 100% |
ポイントインカムからドットマネーへ | 翌営業日 | 100% |
GetMoney!からドットマネーへ | 4営業日 | 100% |
モッピーからドットマネーへ | 一週間 | 100% |
i2iポイントからドットマネーへ | 5営業日以内 | 100% |
各ポイントサイトからドットマネーの交換は「〇%増量」とのキャンペーンをしょっちゅうやっている。1%が多い。
私がウォッチしていた中では、「げん玉」の+10%が最高。ただし開催期間が短かった。5%は時々見かける。
ANAマイル・JALマイル交換図
解説
- 紹介したルートは「獲得したポイントのロスを最小限に抑えた」ものです。各ポイントサイトからANAマイル・JALマイルに交換、できます。ただしレートは大幅に落ちる。
- ANAマイル・JALマイルとも、交換には時間がかかります。乗りたい飛行機の予約の時期に目標とするマイル数をピタッと積み上げておくためには、先回りして交換作業を進めておかなくてはなりません。
- マイルは、貯めるのはわりと簡単で、楽しい。ただしJALにしてもANAにしても、マイルを使って特典航空券を取るのは大変。貯めるより使う方が難しいのです。
初心者の方は特典航空券の取り方について、マイルを貯めるのと並行しての情報収集をおすすめします。
ANAマイル
今、マイル交換に最も有利なルート。手持ちのポイントを等価交換でLINEポイントに集約していく。LINEポイント→メトロポイントの交換レートは90%。メトロポイントからANAマイルへの交換レートも90%。よって交換レートは81%。
LINEポイントもメトロポイントも締め日があり、15日締めのところ、16日に交換すると翌月回し、ざっと2カ月待ちになってしまう。
手持ちの多数のポイントサイトのポイントを様子をみながら毎月20,000ポイントをLINEポイントに交換していかなければならない。
JALマイル
交換レートはANAの最高81%に対し、50%。見劣りしてしまう。
dポイントこそ月の交換上限はあるものの、ポイント交換の制限がほぼないので、短期間に大量マイルを交換可能なのはJALマイラーの大きなメリット。
JALマイルには国際線特典航空券PLUSというシステムがあり、導入当初は陸マイラー界は「改悪だ! 」の大騒ぎになりました。必要マイルに上乗せすることで、いつでも特典航空券が取れる。
路線によっては、航空券買うのと価格はたいして変わらず、航空券を購入すればフライトマイルもたまるし、デメリットばかりに見えるけど。どうせANAの特典航空券はみんな埋まっちゃってるし、空席待ちばかりなら、JALマイルを積み上げて安心・着実なセンを狙うのもアリなのではないでしょうか。