ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

今時ミュージックシーンを1から勉強したい。懐メロと最新ミュージックを行き来している。

私は家庭内でチャンネル権がありません。1年分の音楽シーンをざっと知るため、大晦日はNHKの紅白歌合戦を見たいのですが、オットが死ぬまで無理そうです。今が旬の音楽を知りたい!

newsong

 

 

 

私の音楽遍歴

学生時代はニューミュージック系。オフコース(小田和正さんが在籍していた)なんか好きだった。友達とレコード(!)の貸し借りしたり、音質は落ちるけどラジオに流れる音楽をカセットテープに録音したりして聞いていた。

マイケル・ジャクソンの全盛期なんかもMVだけどリアルタイムで見ている。昔はカッコ良かった。年を重ね、エキセントリックさを増していった容貌と悲惨な早すぎる晩年には「花の命は短くて」とため息と涙がこぼれます。

結婚して、子どもが生まれたあたりで、少なくても音楽については時代がピタッと止まる。はっきり言って忙しくて音楽どころじゃないんです。

保育園の送り迎えで聞く音楽は、ウルトラマンと戦隊ヒーローの主題歌に置き換わる。

子育てが一段落し、ふと気づけば、新しいミュージシャンと歌がわからない。

さらに、昔はテレビとラジオのの歌番組を視聴していれば、ミュージックシーンを網羅することができた。

手っ取り早く時代のエッセンスを知るには、今は何をすればいいのだろう。

 

 

懐メロの世界に入り込む手もあるのだが

オットなんかこのクチです。

この2つが愛視聴番組です。

(オットの)車に搭載されている音楽はほぼ半世紀以上前のもの。

 

ま、私、1世紀前の映画とか好きなんで、

 

www.hitomi-shock.com

 

人のこと言えないし

家で好きな音楽くらい聴く自由はあってもいい、との優しい気持ちから黙っているのですが

毎週月曜の夜ともなればテレビからもの悲しく流れてくる懐かしの歌謡曲の合唱メロディー(男性タキシード、女性ロングドレスで由緒正しい発声法で棒立ちで歌う)を延々聞いていると、だんだん辛気臭い気分になってくる。(『BS日本のこころのうた』)

 

『武田鉄矢の昭和は輝いていた』にいたっては、それにも増して腹が立つ。

昔ヒット曲を飛ばした歌手やミュージシャンの方がゲスト出演し、思い出を語り、懐かしの持ち歌を歌う。

年を取ったのはテレビの前の私も同じことで、お互いさまです。

いいんですが、どうしても許せないのは、歌いだすと声が出ない! 声が劣化している! 声が伸びない! 肝心の歌のサビを力を抜いて歌う!

私から言うのもおこがましいのですが、プロである以上、ベストの状態で観客に声を届けてほしい。

(ただし演歌系の歌手の方はさすがです。完璧。年を取っても声の色つやと技巧は衰えない。)

レコードやCDで聞きなれた歌を、〇0年かぶりでテレビで歌うのを聞く。ヒョロヒョロの歌声じゃあ、聞いてるこっちは癒されるどころかストレスがたまりまくる一方。

You Tube で過去の録音聞いていた方がよっぽどマシです。

 

ときどき、

『NHK歌謡コンサート』『NHKうたコン』なんかも見せていただける。

一番感動してしまうのは

非演歌系の若手・新鋭の歌手の方の

力いっぱい、全身で歌いあげるパフォーマンスのテンションの高さ。

懐メロ歌手の方々の良くいえば肩の力の抜けた、悪く言えば無理しなさすぎのそれとの違いがあまりにも鮮明であり、

「後ろを向いて生きていたくない。過去の曲を聞くより今の曲を知りたい。」

との願いは高まっていく。

 

 

自分好みの歌やミュージシャンを発掘していくための今の制限

子どもの作り方なんかは、少なくても私は学校では習ってない。しかしいつの間にか知っていた。

最新ヒット曲もまたしかり。

昔は友達とちゃらちゃらおしゃべりしたり遊びに行ったりするついでに情報が取れていた。

しかし今は「最新ヒット曲を知りたい」と願うくらいだから、最新ヒット曲が流れる環境とはかけ離れた生活環境にいると言わざるを得ない。変えなければならない。

羽生結弦を「はぶゆずる」と発音し(テレビを見る機会がなく、ネットニュースでのみ情報を取っており、読みを音で聞く機会がなかった。)子どもに思いっきりバカにされて以来、有名人の名前はまず検索してから口にすることにしている。

そしてすぐに忘れてしまう。何回も何回も調べなおす。

 

若いうちは興味をもったことを、水がしみこむように覚えてしまっていた。

今はまず「興味を持つ」ことに強烈な動機づけが必要になってしまった。

とりあえずYouTubeの最新ヒット曲メドレーでも聞いてみようか、と検索かけると、再生時間が1時間もある。学生時代は座って延々1時間、毎週毎週歌を聞いていられる余裕があったのでしょう。

今は、「1時間もある~。」が率直なところ。千里の道も1歩から、ブログ更新作業中のBGMにして聞いてはいるのですが、こう見えてもワーママって忙しいんですよ。ちょこちょこ席を立ち、通しで歌が聞けることはめったにない。

スマホで音楽を聴いてもいいんですけど、もう、イヤホン使って音楽聴くの、疲れるんですよ。

 

…といちいち「〇〇だからできない」の言い訳が多い。

若い人なら友達に聞いて、一番お得なアプリを難なく入れてしまうに違いない。

必要なツールも周りの詳しい人みてマネしたり、教えてもらえたりする。

サブスクもいっぱいありすぎて、どれにしていいのかがわからない。

 

私の場合、リアルの知り合いで教えてもらえそうな人は皆無(年代が高い、息子に怒られながらやってもらうのコワイ)なので

いちいち調べながら進めなければならない。

ハードルが高い。

 

そしてやっとたどりついた「最新ヒット曲ベスト〇〇」の1時間もので、

いいと思った曲の曲名を探し当てるのもまた手間と時間がかかり、

探し出してもすぐ忘れてしまう。

かたわらに筆記用具を置いて曲名とミュージシャンの名前をメモしなければならない。

…結局20曲メドレーなんかかけられても、最初の1曲が勝負だよなあ。

途中の曲はよっぽどインパクトがないと

「要チェック」にはならない。

 

 

今のところの最新ミュージックシーンの学習!? の成果!?

米津玄師は字画では知っていましたが、読みを初めて知りました。『パプリカ』はさすがに知っていた。

サザンオールスターズのベスト盤を買おうと思っていたんですが、過去作なんか買っちゃダメだ、と思い直し、『パプリカ』も入っていることだし、と最新アルバム『STRAY SHEEP』を買った。

 

STRAY SHEEP

 

車の中で1曲1曲、変わるたびにCDケースに目を落とし、タイトルと曲の一致に必死。

『海の幽霊』、いい曲ですね。

 

「ド~ルチェア~ンドガッパァナァ~の香水のせいだよ~」シンプルで覚えやすくていいですね。

 

昔メジャーで今もメジャー&現役アーティストもちらほら見かける。

中島みゆきとか宇多田ヒカルとか。息が長いなあ。

中島みゆきなんかは、あだち充の漫画と同じで、実は特別好きでもない。

だがしかし、友達の車に乗ったり音楽番組が始まれば曲は流れた。1回くらい読んでみようと『タッチ』もひととおり目は通した。

正直、私の琴線にはあまり触れないのだが、今も堂々第一線。他の男性アーチストが「懐かしの歌」のカテゴリーにいっちゃってるのと対照的。

あいみょんちゃんなんかも、今後、どうなっていくんでしょうね。

 

米津玄師のCDの曲名を覚えたら、次は何を買おうかなあ…。

まだ目星がついていない。

 

女の子のアイドルグループもジャニーズのグループも

「覚えたいという強烈な欲求」がさっぱり沸き上がってこず、したがって見分けがつかない。

が、曲は素直に楽しめるものばかりだし、聞いてて肩がこらない。

 

買ってもいいが、どれにすればいいのかがわからない。

嵐はもうすぐ解散しちゃうんだし…。