ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

尊敬するミニマリストに近づけたのではないかと錯覚してしまう自分的ミニマリストへの道。

私は片づけられない女。お部屋スッキリ、キチンと整理整頓できる人への尊敬は海より深く、宇宙より果てしない。そして近年巷にあふれかえる「ミニマリスト」の方々。持ち物は極力少なく、最低限の服をおしゃれに賢く着こなし、キッチンはシンクまわりに何もない。主婦の模範、現代女性のカガミのごとき方々…。に関するつれづれと時代の波にもしかして乗っちゃえる。メソッドなど。

 

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ミニマリスト、尊敬してます。

ミニマリストが紹介されている人気ブログやら本の紹介やら読むたびに、土下座したくなってしまう。同じ人間なのに。バブル世代の性(さが)、どうせ買うならブランド品、のアタマが抜けず、「もったいないからとっとこ」と収納スペースには買ったものの使わないモノが山積み。片づけても片づけても片付かず、しまいには「片づけるとモノの場所がわからなくなる♪」と悟り!?過ごした年月。

 

片づけられない負け犬の私の目から見たミニマリストとは。

ものを選ぶ目が確か

最低限のモノで暮らす。すなわちえり抜きの品物を選んでいるのです。厳しい目で使い続けられるモノを選ぶ。妥協しない。

メンテナンスを欠かさない

服なんか、数さえそろえておけば何とかなるところがある。上質で自分に合ったトップス3枚、ボトムズ3枚、羽織もの3枚、コート1枚を、くたびれさせず、きちんとお手入れして毎日スタンバイOKのコンディションを保つ。これ、口で言うほど簡単じゃない。

常に緊張感を忘れない

凡人の身の回りは、気が付けばモノがあふれかえっているはずです。なのにミニマリストの方のお宅にはモノがない。これは、始終、無駄なものはないか、キレイを保つために何をすべきかが即時に無意識に頭に浮かび、実行できていることを意味する。

 

…どれもこれも、自分にはないものばかりです。ああ、劣等感…。

 

 それでも、人間は変化する生き物。この場合、時代に合わせるべきではないだろうか。必要なものを必要なだけ身の回りに置くにとどめる。この、まっとうすぎる生き方になんとかあやかりたい。

すると、この私にもできること。なんか、これって、もしかしてミニマリストっぽくね?的なここのところの生活の変化はないこともない…。

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まずは

 自分的ミニマリストへの道

身体を動かす。運動する。汗をかく。

 子どもが家を離れ

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 新しく始めたこと。スポーツジムに入会し、週3~4回運動することにしました。

これがテキメン。

運動音痴なので(学生時代は万年10段階の2、欠席・見学なしなので1は免れ、しかし運動能力ナシということなのでしょう)体育は嫌いだった。しかし健康診断の数値は年々怪しくなり、毎年「要精検」のはがきつき。(その後病院に行けば数値は戻ってて無罪放免のレベルですけどね)そして受験生の母ともなれば家でじーっとしている。ろくろく体も動かさず、疲れて眠ってばかりいる。

危機感に襲われ、人と競うのではなく、自分のために。いざ遊ぶぞ!ここで気合を!の有事、体力が追い付かないのは悔しすぎる。と重い腰を上げ、結構な会費を払う決心を固めたのです。

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結果、モトを取らねばいけない。との切羽詰まった事情が自分を動かす。往復とジム滞在時間でけっこうな時間を取られ、ゆる~く体を動かせば疲れて帰ってくる。ヒマがあるなら運動するより部屋を片付けたらとのご意見はごもっとも。しかし適度な運動は未来の自分への健康の貯金でもあるわけで、自分のために時間を使った充実感。は家の柱をせっせと磨いても到底味わえない…。のだもの♪

次第に出かけたいとか何か買いたい使いたい、さっぱり頭に浮かばなくなり、脳内エンドルフィンを求め、次はいつジムに行こうかな~と、心は踊る。体力はつくし、献血に行けば採血の先生におほめの言葉を頂戴し、多少食べ過ぎても「ふ、太る…」の忍び寄る恐怖から解放され、良いことづくめです。

くどいようですが、会費を払うのがミソ。早朝ジョギングでは、私の場合、絶対に続かない。夏の炎天下、冬の地吹雪吹き荒れる中、「ジムに行く自分」に行く自分に酔いしれている。

ちなみにすっぴん、ひっつめ髪、普段着。ジムでたっぷり汗をかき、シャワーを浴びて上から下まで着替え、再びすっぴん、ひっつめ、普段着でスーパーで晩のオカズの材料を買いそろえてこよなく満足に浸りながらまっすぐ帰宅。

これそ、シンプル。いままでになかったライフスタイル。もう何もいらない。何もいらないって、ミニマリストで、いいんですよね♪

 

スキンケアは、引き算で。

その昔に比べ、圧倒的に落ちたのが美容代。ブランドコスメとか、大好きだった昔の私は、どこにいってしまったのでしょう。

お化粧は、「する」より「落とす」方が圧倒的に大切なのです。シミって、顔の内側より外側にできる。これは、汚れを落とし切れなかった、年月の積み重ねの結果。とにかく落とす。落とす。徹底的に落とす。クレンジングも大事ですが、「すすぎ」が肝心の上にも肝心です。しつこくしつこくすすぎ続ける。

 石けんは手作り。コットンパックは庭の枇杷の葉の蒸留水。

 そのあとは手作り化粧品の材料店で

↓(老舗・王道・マンデイムーンさん) 

でプラセンタとかセラミドとか効きそうなのを買い、手作りチンキを加えた化粧水を作ってパシャパシャつけ、スギナとかローズマリーを漬けたインフューズドオイルを塗ってシアバターでフタをしておわりです。コスパは10分の1。(自分で作るひと手間は増えたけど)それでいて、保湿は完璧です。

チューブは中身が少なくなると

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 このありさまでファンデーションもハミガキもトリートメントも調味料も最後のひとしずくまで使い切る。チューブ半分切り、立ち並ぶはなはだチープな100均ボトルを見るたび、これって、ミニマリストなんじゃなかろうかと。 

 

服は手持ちので間に合います。

 チュニックは嫌いです。鳩胸なので、ウエストマークしていない服を着ると、橋の欄干みたいになってしまう。スキニーも嫌いです。パッツンパッツンのラインは恥ずかしい…。脚がキレイなら、自信を持って着こなせるんだけど…。
と今流行りの服は選り好みしてスルーし、片付けられない女なので、買った服は堆積層のようにたまっている。幸いサイズは不変。死ぬまで着るものに事欠き、寒さに震えることはなさそうだな~。TPOをわきまえ、清潔感さえ押さえれば。今ある服を洗濯しなおしせばまだ着れる。服はよくよく自分が納得してから買おう。これって、ミニマリストっぽくね?

 

ブランドバッグ収集の果てに行きついたのは。

ブランドバック、結構な数、持ってます。モノが良いので長く使ってもくたびれず、ヴィトンなどは使い込んだ感がまたステイタス。
しかし今までのカバン、バックお買い物履歴での最大ヒットが

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この3,000円で購入したビニールのカートです。まず軽い。重い荷物を持って歩かず、カートが引ける。海外旅行で荷物が増えすぎ、JALなら荷物2コまで無料でイケル。市内移動のためにスーツケースにそのまま入れてたこのバックなら、惜しげなく使えたし。便利で便利で日帰りから2~3泊まで、高級旅館にもホテルのロビーにも臆せず持ち込む。値段10倍じゃきかないバックを差し置いて、持って出かけたくなるのはこのカートばかり。
なんか、ミニマリストっぽいわ、と空港の荷物シールの跡のついたビニールバックを眺めている。

 

まとめ

何事も経験値が大切。いきなりはじめからミニマリストってのは、正直敷居が高い気がする。自分の選んだアイテムが一発で末永く使える逸品だらけ、…。無理があります。
断捨離の必要性は言わずもがな。せめて使わないと決まったものなら捨てないと。(退職して時間ができてからにしよう。)新しい品物を我が家にお迎えするのは、やっぱり、胸がときめくもの。トライ&エラーを、楽しんでしまいましょう!