『カルメン』の舞台、『セビリアの理髪師』の舞台、スペイン・アンダルシア第一の都市、セビリアのメリア・レブレロスMelia Lebrerosの宿泊レポートです。立地抜群、施設設備満点。王道の4つ星ホテルでした。
概要
住所
Calle Luis de Morales, 2, 41018 Sevilla, スペイン
駅から 徒歩10分くらい
スペイン広場 車で10分くらい
セビリア大聖堂 車で15分くらい
アルカサル 車で15分くらい
電話番号
+34 912 76 47 47
公式ホームページ
https://www.melia.com/en/hotels/spain/seville
宿泊料金
宿泊する時期によって変動。7~8,000円で泊れる日もある。ハイシーズンは23~24,000円くらい。平均11~12,000円
その他
場所がセビリアだから、リーズナブルなお値段設定になってますけど。このグレードで、大都市で泊ったら、値段が倍でもおかしくないホテルでした。
外観・立地
外壁はあいにく工事中。でも宿泊には支障ありませんから、とはガイドさんの説明。
大通り沿いにあるホテル。でも泊っても、夜の騒音も特に気にならず。
ホテルの真向かいに、デパートがあるんです! 行ったのは9月。「夜の9時半まで開いてます」とのことでした。便利!
室内
おひとりさまの宿泊です。室内が広い。
モダン&シンプル。清潔感も申し分なし。
冷蔵庫と金庫と軽食・グラス。
飲み物類。有料なのでては出さない。
お菓子やおつまみもあるけど手は出さない♪
グラス。
テレビは大型。
クローゼットは広く
バスルームは緑の大理石調。
トイレとビデ。
バスタブ。水の出・お湯の出も100点満点でした。
ボディソープ・シャンプー・コンディショナーは備え付け。
白いバスタオルは2枚。
ライン入りのフェイスタオルも2枚。
空調も行き届き、さわやかに過ごせましたし、Wi-Fiもバンバン入る。ベッドはぐっすり眠れたし。
朝食
マドリードのホテルは素泊まりだったので、
スペインのホテルで朝食を食べるのは初めてでした。
朝食は6時半から。スペインの9月の6時半は、まだ外は暗い。
朝食会場がとてつもなく広い! 200〜300人は軽く入れそう。
食事の種類が多くてびっくりしました。
パンやスコーン
ジャムもバターも山盛りで
ジューサー
キウイ・グレープフルーツ・マンゴー。白くてスライスしてあるフルーツはなんなのだろう。
ケーキやゼリー。ボトルに入った果物にミルク、
フルーツにかけるソースにも種類がああり、スペインの食の豊かさが伺える。
ヨーグルトも色とりどりで
トッピングも種類が多い。
豆の煮込みとミニソーセージ、スクランブルエッグ
マスタードやトマトソース。
チュロスやワッフルと一緒に別の温野菜料理とライス。
ワッフルにホットチョコレートをかけるマシンもあった。
甘くないパンは別のブースにあって温めていただくこともできる。
トマトソース。
スペインではパンにトマトソースをかけていただく(らしい)。
となりの宿泊客がやっているのを真似してみました。
ジャムやママレードよりも水分が多いので、固いパンがしっとりいただける。程よい酸味。南国ならではの味わいでした。
ハムのスペインの名物なので、行くところ必ずある。種類も豊富。
チーズや卵。
付け合わせも色とりどり。
コーヒーマシンの横にはティーパックもありました。
おしむらくはコーヒーマシンが1台しかなく、長蛇の列。
そしてマシンにはスペイン語しか表記がなく、「ブラックコーヒー、アメリカーノ(黙っているとエスプレッソが出てくる。多めのコーヒーが飲みたいときは念のため「アメリカーノ」と申し出る、コレ必須)」を飲もうにも、ボタンがワカラナイ…。前に並んでいたアメリカ人(またはイギリス人? )は「I hope so」とつぶやき、出てくるコーヒーには白っぽい色がついている…。先例に学ばなければ、と私は小さいカップのおそらくエスプレッソにして、白湯を足しました。これでアメリカーノ。
ロビー階
エントランスを入ってすぐ。向かって右の観葉植物の手前にあるのがフロント。
中央階段。大きく広く白く、さわやかにして格調高い。
バーカウンターはスタイリッシュ。
ソファーのブースでは、ジョブスかザッカーバーグかと見まごうばかりのカジュアルな服装の、いかにもデキそうな男性が5〜6人、全員が小型のパソコンを膝に乗せ、全員無言で画面を見つめ、黙々とキーボードを叩いていた。ビジネスにも使えるホテル。
泊った感想
- エレベーターが少し変わっていて、機械にカード式のルームキーをかざし、自分が 降りたい階を押す。
すると複数のエレベーターのうち、一番近いエレベーターが反応し、ランプが点灯するので、行って乗る形式。 - 客層は、アメリカ人(かイギリス人)の団体客、アジア系は、私たち日本人客10名の他は、2・3組見かけた。
マドリードとバルセロナを出てしまうと日本人・アジア系観光客は人数少なくなる。を実感。 - 私がこちらのホテルに泊まったのは、ツアー。
申し込んだツアーは ↓ こちら
アルハンブラ宮殿とパラドール宿泊☆2泊3日 アンダルシア周遊 <日本語ガイド/マドリード発>by ミカミトラベル
使うホテルによってツーリストコースとスーペリアコースにわかれる。スーペリアコースにふさわしい宿として、選り抜かれただけあって、すべてにおいてソツがない。 - あまりに綺麗であまりにスタイリッシュ、快適。はいいんですが、いわゆる、「スペインらしさ」を外国人観光客は感じにくいかもしれない。
スペインならではの風情やセンスとなると、少なくても一旅行者の私にはパッと見、わからない…。
そのかわり、外国のホテルにありがちな「コレなかったら、困る」がない。
外観こそ工事中だったけれどホテル内は明るく清潔ピッカピカ。
「水が出なかったらどうしよう」
「空調の調子が悪かったらどうしよう」
「トイレがうまく流れなかったらどうしよう」
「備え付けの備品が足りない、使えなかったらどうしよう」
的な、不具合が一切なし。
不安が、心をよぎることすらない。
絶対的安心感の持てるホテルでした。
施設のあたりはずれのりリスクと風情は抱き合わせ。が現実であるならば。
スペイン第4の都市(1位マドリード、2位バルセロナ、3位バレンシア、4位セビリア)のホテルとして、おすすめできます。
セビリアの王道おすすめホテル
5つ星ホテルなら
- アルフォンソ・トレッセ(Hotel Alfonso XIII)
(セビリアで最も格式高いホテル)
4つ星ホテルなら
- ドニャ・マリア(Hotel Doña Maria)
(もともとは公爵夫人のお屋敷)
- オスペス・ラス・カサス・デル・レイ・ザ・バエサ(Hospes Las Casas Del Rey De Baeza)
(ホテル名は日本語に訳せば「バエサ王の家」)
機能第一、バスターミナルに近い
- プラザ・デ・アルマス(Plaza De Arma)
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