鎌倉パークホテルの和室に母と1泊してきました。
鎌倉プリンスホテルと鎌倉パークホテル、どっちにしようか、予約入れるとき、迷ったんですよ。決め手は
- 全国ブランドの「プリンス」より、鎌倉ならではホテルであること。
- 女性向きの行き届いた宿、との定評があり、レビュー、感想や口コミでその気にさせられてしまった。
評判どおりでした。いい親孝行ができました!
鎌倉パークホテルの外観
海に面した道路沿い。人の多いエリアから少し離れており、静かです。
「P」のホテルの目印は、江ノ島側から来ると少し見にくい。看板が目印になります。
歩行者用入り口。
敷地はうなぎの寝床で奥が広い。
張り出し窓、インパクトありますね。
鎌倉パークホテルの駐車場
収容60台で、私たちが行った時には、半分も埋まっていない。
チェックアウト日に江ノ島電鉄の鎌倉観光周遊バスに乗りました。
「車を置いていいですか」とお願いし、もちろんOK。
宿泊客でない弟夫婦の車の駐車も、もちろんOK。
もちろんすべて無料です。
鎌倉パークホテルの1階
イタリアの家具、イタリアの内装。と聞かされていた鎌倉パークホテル。
回転式のドアを開け、ホテルに足を踏み入れたところ。向かって右が
フロントです。
フロント脇にはハーブティーのコーナーがあり、チェックインのときにハーブティーをいただきました。
もちろん、フロント脇のいすに腰掛けていた母の分も。
向かって左が入り口の回転ドアです。
お客さんのいない時、ホテルの方がガラスをせっせと磨いていらっしゃった。
「ガラスにお手を触れないでください」とそういわれてみれば注意書きがあった。…私、入ってきたとき、大丈夫だったかしら。次から、気をつけます!
ホテル内ショップ
収容人数もあまり大きくないホテルなので、お土産ショップは、小さい。 フロントの脇の一角にあります。
品物は、いわゆる鎌倉土産のスペースは小さい。
ただし、観光バスのガイドさんが「最近人気急上昇中」と紹介してくださった 鎌倉紅谷の「クルミッ子」も置いてあるし、
品数は少ないながらも厳選された品物だけを並べている。
他には、鎌倉にリゾートでいらした女性を意識した服・靴・バッグ・小物・が並ぶ。 真珠のアクセサリーなんかもありました。
レストランのケーキのテイクアウトもできるし、 少しは日持ちしそうなお持ち帰り用のホールケーキも 並んでいました。
パーゴラで仕切られていた奥は
洋食レストラン・ティールーム
和食レストランと洋食レストランあり。 予約の時に
和食夕食付き・洋食夕食付き
のプランで前もって選ぶこともできる。
洋食レストランは正統派のフランス料理。
今回、夕・朝食とも和食でした。次の記事でレボします。
チェックインの時に、朝食は和・洋いずれかと希望時間帯を選ぶスタイル。
朝食は和食・洋食ともブッフェスタイルにあらず。
和食は会席スタイル、洋食はコーススタイルです。
ロビーのソファの数は、さほど多くないので、家族連れ、赤ちゃん連れでしたら、ティールームやレストランの注文にかかわらず、ソファを使ってもよろしいのでは。
トイレも
イタリア朝。テラコッタカラーの大理石・白・アイボリー・金でまとめられている。
エレベーターだけが
鎌倉の海・波しぶき・太陽を意識した現代アート風。
そして手すりは、貝殻をあしらってある。
鎌倉パークホテルの和室
お部屋は3階です。
「和室10畳」のお部屋。
(左においてあるのは私のバッグです。失礼しました)
決して新しくはないお部屋ですが、すがすがしく、「いいお部屋だわ~」って素直に思えましたよ。
窓側はさんさんと日当たりも良く。
…いちおうオーシャンビュー。
(もっと高い部屋なら景色もまた違っていたのかも)
ま、海なら外に出てまた満喫しましょう!
電柱もあるけど、ヤシの木だって見えるではありませんか!
洗面所。鏡に映っているのが浴室です。
重厚感のあるバスタブ。長さは足を伸ばすにはちょっと足りなかったけど深さはかなりあり、脚を入れたとき、少ぉ~し、焦ってしまいました。
トイレは洗面所の奥に独立。
鎌倉パークホテルのアメニティ
お部屋のティーセット
電気ケトル・ティーカップ・ミネラルウォーター1リットル。
下は冷蔵庫。500ml入りのミネラルウォーターが人数分入っています。
計3本、もちろん無料。
ハーブティー
コーヒー
コーヒーの陰には、日本茶のティーパックもありました。
コスメはHABA。
- クレンジングジェル
- 化粧水
- HABAのオイル
が各1包。
- ハンド&フェイス兼用のフォーム
- ボディソープ
- シャンプー
- コンディショナー
は備え付けです。
バスソルト。
コットンのウオッシュタオル、洗い心地もやわらかいし、泡立ちも合格点。
3階の廊下です。
チェックアウト前に行って買って帰れる鎌倉スイーツ
チェックアウトまで時間に余裕があったため、 朝9時開店の鎌倉名物スイーツを買いに行きました。 「力餅屋」さん。徒歩15分。ご覧のとおりの老舗です。
名物スイーツの名は「権五郎力餅」。 伊勢の赤福みたいな、あんこ餅です。
ただし、伊勢の赤福が作ったら冷凍し、全国津々浦々に送られ売られているのに比べ
力餅屋さんの店頭に並んだあんこ餅の消費期限は、当日限り。
消費期限が3日間の求肥版だと、日持ちは伸びるし、個包装なのでばらまき土産に使えます。
とても良い宿でした。 ただ、他の人と同じこと書いてばかりでもつまらないから、無理やり、文句つけてみます。
強いて文句をつけるのであれば
Wi-Fiが弱い時がある
パスワードはチェックインの時に 夕食・朝食時間と場所を書く紙に書いてあります。 しかし夕食後の時間帯は、アクセスが集中するらしく、なかなかつながらず またはつながった途端に落ちたりする。
チェックインしてから夜まで、朝起きてからチェックアウトまでは普通に使えました。
大浴場がない
温泉宿ではないのですから、当たり前と言えば当たり前なのですが。
日本の観光地では普通大浴場があるもの、とのアタマで行くと、「ないんですか~」 とちょっと面くらいます。
売店の品数が限られる
歩いて10~15分のところにコンビニもあれば食べ物屋さんもあるし、 たとえ素泊まりだったとしても、 鎌倉・由比ヶ浜の浜辺で素敵なディナーをいただき、 帰りにビールとアイスをコンビニで買って帰るのが苦になる距離では全然ない。
が、建物の中で食べ物や飲み物を調達できないことだけは確かです。
飲み物の自動販売機は各階備え付けあり。氷も各階に氷コーナーあり。
車だとほぼ渋滞に巻き込まれる
アクセスは朝比奈ICから国道134号で「混んでいなければ」約20分(8km)なんて書いてありますが。
鎌倉の134号線(海沿いを走る2車線の道路)の空いている時間って、いったい、いつなのでしょう。 日中はほぼ不可能ではないでしょうか。
鎌倉に行く方面も江ノ島に行く方面も、いつ行ってもうんざりするほど、車が詰まっている。 しかし他に使える道はない。
江ノ島電鉄のバスガイドさんのお話されていた情報によれば 鎌倉は「台風が直撃する時」と「2月くらいはなんとか」空いているそうです。
また車が強気でビュンビュン飛ばすので、海のそばで写真を撮りたいと134号を突っ切ろうにも、怖くて渡れない。
もちろん横断歩道を渡ればいいのですが。「歩行者優先」を置き忘れたかのように、待ち時間が長い!
ホテルで息子と一緒に食事をし、帰りはアパートまで送っていきました。 21時ごろ。さすがに134号線空いていました。混雑はありませんでした。
で、バイク乗りの方々が楽しそうにエンジンをふかし、鎌倉の湾岸をツーリングする音が聞こえてくる。もちろん、空調完備なので、我々は窓は閉めて、静けさのなか、ぐっすり眠れました。
備え付けのカップにクセがある
耐熱のガラス製のカップ(ハーブティー用)なんですよ。湯呑みなし。 お湯は自分で沸かす方式なので、 ぐらぐらの熱湯で淹れたてのハーブティーなり、日本茶なりコーヒーを飲もうとすると、カップが熱すぎて唇にあてられない…。
セラミックの湯呑みやコーヒーカップに慣れていらっしゃる方は、 くれぐれもやけどされませんようお気をつけて。
また泊まりたい。自信を持っておすすめできるホテルでした。
海風に吹かれながらお散歩
力餅屋の途中のお店も海沿いならではのディスプレイ
鎌倉のお店っていうだけでステキに見えてしまう。私って、ミーハー;;
由比ガ浜は朝からサーファー集結です!
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