ひとみにカルチャーショックを。

旅行・グルメ・美容をメインに綴る女性向けの趣味ブログ

日本人お金持ちセレブの海外ニューヨークでの秘密の休日の豪華エピソードを教えてもらう

昔ニューヨークでご一緒させていただいた方と日本で再会。

「日本にいたんじゃ会えない人と会えるのよ~。」と下々には想像もできない世界のお話を聞かせてくださいました。

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ニューヨークに滞在する日本人セレブなら、英語くらい話せるのではないか

ニューヨークに滞在するセレブ全員が、日本語ガイドを所望する訳ではない。

秘書さんや取り巻きや在米のロイヤリティとのコネクションだけで日程を決め、ホテルを押さえ、花のニューヨークを満喫されるセレブも、もちろんたくさんいらっしゃることでしょう。

それでも、セレブですから。
オカネなんかありあまってるんだから。

超一流日本人ガイドの料金が5万だか10万だか100万だかは知りませんが、セレブにとってはお小遣いのうちにも入らない、はした金ですよね。

アテンドを現地で、日本語の通じる人に任せてリラックスして過ごしたい方々ももちろんいらっしゃる。

そういう方と、ご縁がある。

ニューヨークに遊びにくる人ももちろんいる。

そのほか、仕事でニューヨークに飛び、何日か滞在。何日かの滞在の間じゅう、ホテルや会議室にカンヅメ、日本にとんぼ帰りしてしまうのはもったいない。

1~2日くらい、ニューヨークの休日を楽しみたい。セレブとて、人情に代わりはない。

セレブご本人も案内する。ご夫婦も案内する。奥様も案内する。セレブの愛人も案内する。

アテンドさせていただく方々の関係は、教えてもらえないけど、雰囲気やアテンドの内容で察しはつく。

日本で名前を聞けば、誰でも知っているような組織の方からもオファーが舞い込むのだそうです。

 

 

ニューヨークの日本人セレブは秘密主義

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マンダリンオリエンタルだのザペニュンシュラだのの豪華ホテルを指名なさり、愛人と一緒にご宿泊。

日本では人目を避けての道ならぬ恋。いつどこで誰が見ているのかわからない閉塞感から解放され、

超一流ホテルのスイートルームにご滞在。

で、条件がつく。

 

「部屋に入るまで、誰にも見られたくない。」

 

日本のホテルだって、恋する2人、同じ願い。勝手知ったるホテルなら、目につきにくい入口も知っていそうだし、別々の入口から入って合流すればよい。

一緒の飛行機で到着しても、空港で各々が別の車でめざす超一流ホテルに向かい、片方がチェックインして、もう1人を部屋に呼べばいいんじゃないかなんて思っちゃうんですが、

はるばる10,000㎞をこえて緊張感もゆるむのか。

それともセレブとは、飛行機の予約とかホテルの予約とか、その気になれば暴かれてしまいそうな不倫の動かぬ証拠くらいは気にする必要がないのか、代理店にまるごと手配を頼んじゃうんですねえ。

日本のホテル利用のノウハウはさておき、

せめてもっと前に言って下されば、段取りなり下見なり、現地でお迎えする側も準備もできるものを。

初対面のガイドさんにいきなり難しいオーダーを出されても…。

私なら途方に暮れてしまいそうなシチュエーションですが、

海千山千、場数を踏んだガイドさんは、黙って人の少なそうなルートを案内し

運よく誰にも会わずにお部屋に到着。

 

お部屋のコンディションを点検したあと

「キングサイズのベッドで、よろしかったんですよね。」

と確認して、その日のお仕事は終了。

 

マンハッタンを一望できる超一流ホテルで道らなぬ恋ですかあ…。

私などにとっては、現実離れしすぎており、映画やドラマみたいだなあ、

地球上には、日本人の中にも、リアルにゴージャスな人生送っている人がいるんだなあ、を

目の前で一緒に五穀ヘルシー定食を食べてる人から聞かされて、ひたすら感心してしまう。

 

 

世界をかけめぐるセレブも浮気がバレないように気配りは欠かせない

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奥さん単体、愛人単体の接待を仰せつかることもあるんだそうです。

豪勢に遊びまわってるんだから、奥様もうすうすご承知なのでは、とか思っちゃうんですが、浮気はやめられない。そしてケンカのタネは、できるかぎり伏せておきたい。

ガイドさんに下る指令は、1人旅にしろ、ジェットセットセレブと2人連れにしろ、同じ。

「アメリカ人関係者と(アテンドする女性を)接触させるな。」

なんですって。

 

ニューヨークの豪華ホテルには、前は奥様と一緒に泊って、次はカノジョと泊るとする。

超一流ホテルにしょっちゅう泊まるお得意様は、ホテルだってほっておかない。

たとえば、チェックインの時に、気を利かせているつもりでも御主人には死んでも言ってほしくない

「(別の人と泊った)〇カ月前はありがとうございました。」

などと挨拶されるのは、困る! 絶対に困る!

 

なのでホテルに入ったら、女性はまずロビーのソファに座っていただく。

チェックインの時に名前等を書く必要があるときは、女性は座ったまま。

ガイドさんがフロントから紙をもらってきて、ソファに座る女性の元まで運び、

書き終わったらうやうやしく頂戴し、フロントまで届ける。

を繰り返す。

 

 

ブランドショップで浮気がバレるのを防ぐためには

マダムやミスを連れてのお買い物も、気が抜けない。

世界の一流ブランドの顧客名簿は、当然のことながらグローバル。

つまり、

  • パリのエルメスでA子ちゃんにバッグを買ってあげて
  • ニューヨークのエルメスでB子ちゃんにもバッグを買ってあげて
  • 東京のエルメスで奥様にもバッグを買ってあげる。

ふらっと世界のどこかのエルメスにアポなしでご来店しても

お得意様となれば、顧客リストには今までのお買い上げ品は全て記録されており

表ざたにできない買い物歴・情報は応対してくれる店員さんはすべて握っていると見ておかなければならない。

 

セレブ本人としては行ってほしくはないんだが、相手方の女性が行きたいとなれば

行かなければならず、クレジットカードなり小切手を出さなければならない。

 

店員さんとのやりとりは、全て日本人通訳を通して行います。

有名ブランドショップの最高の顧客サービスだけを満喫して、お買い上げ・お帰りいただかなければならない。

 

意外だったのは、

不倫の恋なのに、わりと大っぴらなんですね。

後ろめたい・人に知られたくないのであれば、かかわる人は少なめにしておくべき。

前もって身分を明かして、その上で現地ガイドを頼んだりしなくても

他に方法はあるような気がするんだけど。

 

経験豊かな人にとっては、知られても差し支えない範囲なんでしょうか。

場数を踏みすぎて、警戒心も緩むんでしょうか。

 

 

人が人を好きになる。

2人だけの世界で完結しているうちならば、何も申し上げることはない。

しかしコトによっては、周りを巻き込んでしまう。

 

夢いっぱいでニューヨークに乗り込んで、

バリバリお仕事して、

不倫の恋のアテンドでは、心中複雑だろうなあ。

 

お話を聞かせていただいた方のお里帰りの期間は、1カ月ほど。

ロックダウン中は他の方に迷惑をかけないよう、じっとしていますとLINEが届きました。

日本にはニューヨークへの観光客が少ない期間に定期的に里帰りされていて

でも、随分働いたし。そろそろゆっくりしようかなあ、ともおっしゃってました。

お里帰りの間にはお友達から次々と声がかかり、

NYネタ、お客さんネタ、セレブネタで話題も豊富。

「ぜひ小説を書くべきだ」「ブログ書いたら毎日読みにいく! 」

とみんな興味津々~。

 

私なんか、たった一度、ニューヨークを案内していただいただけ。

なのに気にかけてくださり、現地でしか手に入らない品物など、

何回も持ってきてくださってるんですよ。

ご恩がえしせねば、と

職場の男性陣にリサーチ。

JALのファーストクラスでも採用されたとのエピソードつきのイチオシ・激推しワインを手土産に持参したら

 

シャトー・メルシャン 新鶴シャルドネ [ 白ワイン 辛口 日本 750ml ]

「おいしかった~」とご連絡をいただき、

まわりからの信頼の厚い方は、気配りも、やっぱ、違うんだなあ。