JALの特典航空券を手に入れ、ついに今月、9月、行きの羽田-ヒースロー便ではビジネスクラス、帰りのヒースロー-羽田便ではファーストクラスに搭乗できます。
手間と時間を注ぎ込んでやっと手にしたタダ飛行機搭乗券。
搭乗の330日前に予約開始と同時に抑えたお宝チケット。
で、どちらも初体験なので。
エコノミー・プレミアムエコノミーとの違い、使える・受け取れるサービスを把握し、有難味をしみじみ感じさせていだだき、JALの方々、ありがとう!陸マイラーの先輩の皆様、ありがとう!!! と感謝・感謝で土下座したいのをぐっとこらえて飛行機に乗り込みたい。
使えるサービスを使わないのはもったいない。
持って帰れるモノがあるならばすべて持って帰りたいので、取りこぼしを防ぐために予習する必要がある。整理しておきます。
搭乗予定の飛行機
行きがJAL043便、帰りがJAL044便
飛行機は行き帰りともアメリカ・ボーイング社の777-300ER
総座席数は244で
うちファーストクラスは最前列2列 8席
続いてビジネスクラス 5~12列 49席
続いてプレミアムエコノミー 17~21列 40席
最後にエコノミー 23~57列 147席
料金
予約する時期によっても料金は変わるので難しいのですが、だいたいの目安で往復
ファーストクラスだと軽く100万円越え
ビジネスクラスだと50万円以上
プレミアムエコノミーだと30~40万円
エコノミーはうまく取れれば10万円以下。相場は20万円前後から。
座席の広さは
ファーストクラス
シート幅 58㎝ ・ ベッド幅 84㎝ ・ ベッド長 199㎝
ビジネスクラス
シート幅 52㎝ ・ ベッド幅 65㎝ ・ ベッド長 188㎝
プレミアムエコノミー
シート幅 48㎝前後 ・ 前後シート間隔 107㎝
エコノミー
シート幅 47㎝前後 ・ 前後シート間隔 84~86㎝
- ファーストクラスはインテリアも木目調で高級感。マットレスもCAさんが敷いてくださる。
- ビジネスクラス以上だと、飛行機の中で横になって眠って目的地に飛んでいける。
- プレミアムエコノミーはエコノミー席よりのびのびと座れて座席を倒しても後ろの席に人に気兼ねしなくていいし、眠るときは座席下のレッグレストを使えば足を上げて眠れる。
- エコノミーだって、「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」賞を受賞している。
辛口で別の言い方をすれば
- エコノミーは無理やり詰め込まれてトイレに行くのも座席を倒すにもスマホの充電しようにもまわりの席の人にいちいち断らなきゃいけない。
- プレミアムエコノミーは、少しは座席は広いけど、座ったまま眠って着いた先の旅に備えなければならないのはエコノミーに同じ。
- ビジネスはファーストと比べ、シートはシンプルな見た目・機能重視であり。
- ファーストは全てにおいて最高のラグジュアリーな空間とサービス。
食事
エコノミーとプレミアムエコノミーは同じ。2種類のメニューから選ぶ。
高級駅弁クラスで、ほどよく温めてあるし、デザートにはアイスクリームなんかいただけたりする。
ファーストクラスならコース料理でレストラン顔負け。
ビジネスクラスは中間で、フルコースよりは量と品数はちょっと小規模にした胸ときめくカフェレストラン級。
ビジネス・ファーストファーストともメインの食事は搭乗後1時間30分前後に供される。和・洋。メインの食事のみ事前予約出来る(当然予約済み♪)
搭乗時間は行きは12時間30分、帰りは11時間40分なので、
- 朝食クラスの軽い食事も和・洋から選べる。
- 他にアラカルトメニューやデザート・スイーツも取り揃えてある。
JALだと、エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネス・ファースト、すべてスターシェフが名を連ねている。
エコノミーはコンテスト形式で選ばれた若手シェフ。
ビジネス・ファーストは有名店のシェフが監修したお料理が美しきCAさんのサーブで、器に盛られて(エコノミー・プレミアムエコノミーはプラスチック容器)出てくる。
お酒も焼酎もワインも、搭乗クラスが上がるほど、たぶんレアで高級な逸品にお目にかかれるのでしょう
が。ごめんなさい。私、お酒、詳しくなくて。
引用だけ。
【ファーストクラス】
ルイ・ロデレール クリスタル 2009
シャトー・ブラネール・デュクリュ 2014
シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ 2015
シャトー・イガイタカハ 園 ピノ・ノワール2015
クスダ マーティンボロ シラー 2014
本格芋焼酎「森伊蔵」
麦焼酎「兼八」
【ビジネスクラス】
ドゥラモット ブラン・ド・ブラン
ヴィレ・クレッセ 2016
北海道 ケルナー 2016
キャッスルロック ピノ・ノワール 2012
日本酒は「獺祭」「献」など
焼酎は芋焼酎「富乃宝山」と「中々」
ビジネスクラスは世界を股にかけ、ハードなお仕事をされる方の貴重な寛ぎの時。
ファーストクラスは、フライト中の快適な時間のためなら100万円以上、躊躇なく払える、私にとっては雲の上の方々のためのもの。
搭乗時
チェックインカウンターが違う。
ファーストクラス専用・ビジネスクラス専用のカウンターがある。
つまり待ち時間が少ない。
手荷物
ファーストクラス・ビジネスクラスは32kgの手荷物が3個まで無料。
プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスは23kgの手荷物が2個まで無料。
ラウンジ
ファーストクラス・ビジネスクラスだと搭乗前にラウンジが使える。待合ロビーよりもクラス感はあるし、ゆったりしている。
航空会社のラウンジだと、食事も出るので、喧騒の中空港内のレストランで待ったり食べたりしなくていい。
優先搭乗
搭乗の順番もJALの会員ランクと座席クラスでエコノミーよりは早く機内に入れる。
預けた荷物も優先で出てくる
目的地では預けた荷物は座席クラス順に出てくる。
アメニティセット
ビジネスクラスでもファーストクラスでも、アメニティセットがいただける。
9月だと「ETRO」。
繊細な色遣いと柄が世界を魅了し続けるイタリア・ミラノのファッションブランド。
ポーチはビジネスクラスで1個、ファーストクラスで1個。
大きさとデザインは微妙に異なる。
リップクリーム
歯磨きセット
モイスチャーマスク
耳栓
アイマスク
ポケットティッシュ
歯磨きセット
マウスウォッシュ
耳栓
アイマスク
めぐりズム
蒸気でホットアイマスク(海外発便のみ)
ハンド&ボディクリーム
香水
フェイシャルスプレー
リップクリーム
ブラシ
モイスチャーマスク
ポケットティッシュ
歯磨き歯ブラシは用意してもらえるらしい。
逆に言えば、メイク落としはない。他の方の搭乗記など見せていただいてると、コスメセットもらえた、との話はあった気がするんですが…。
念のため。メイク道具と一緒に、最低限のスキンケア用品は機内持込みが必要ですね。
もちろん、大事に持って帰ります。
リラクジングウェア(パジャマ)
- ファーストクラスだとリラクジングウェア(パジャマ)が用意されている。搭乗後すかさず着替えてしまうらしい。持って帰っていい。(せっかくだしファーストクラスに日常乗り慣れていらっしゃるセレブの衣装持ち物など見せていただきたかったのに)
- ビジネスクラスだと、「温度差が大きい機内で、カーディガンをお貸しします」つまり、カーディガンは返さなければならない。
- スリッパも持って帰れる帰れないがわからない。でも、ときどきビジネスホテルで見かける使い捨てっぽいスリッパだったら、さすがにいらない。
- リラクジングウェアも実物ををまず見てみないと。
機内のエンターテインメント
座席前のモニターで映画を見たりヘッドフォンつけて音楽を聴いたり。
コンテンツは座席クラスによる差はない。
モニターの大きさは違う。
- ファースト・ビジネス 23インチ
- プレミアムエコノミー 12.1インチ
- エコノミー 10.6インチ
免税品の機内販売
搭乗クラスによる優遇はなし。
ただし、JALカードを使えば、
- 10%引きになり、
- 3%のJALマイルがつく
(1%が機内販売、1%がJALカード、1%がショッピング・プレミアム)
機内販売の方が+1%、空港内免税店よりレートは上だ。
機内販売で買えるものは機内販売で買おう。
Wi-Fi料金
ファーストクラスのみ、無料クーポンがもらえる。
ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミーは、有料。
利用プラン | 料金 | JALカード料金 |
1時間プラン | 10.15ドル | 9.15ドル |
3時間プラン | 14.4ドル | 12.95ドル |
フライトプラン (24時間) |
18.8ドル | 16.8ドル |
バッテリー
全搭乗クラスで、お願いすれば貸していただける。しかし、エコノミー以外は、自分の分の電源は席についているし、エコノミーだって共用電源はついているのだから。そしてエコノミーあたりだと、あたかも肘がぶつかりそうな空間でバッテリー借りてまで充電するシーンは考えにくい。たいして使わない気もするのですが。
でも、心強いですね。
SKY OASIS
飲み物や食べ物のセルフサービスコーナーがある。袋菓子(JALの画像によれば「おっとっと」の小袋とか個包装のビスケットとか)が置いてある。…旅の恥はかきすて!?自分のトシもわきえず!?取りにいくべきかしら。ビジネスにしたって、ファーストにしたって、メニューには豪華なアラカルトは、あるのですが。
機内誌
全搭乗クラス共通。もちろん、見せていただきまぁ~す!
思えば予約解禁の搭乗日330日前に予約を入れてから、辛いこともそれなりにあった。(遠い目)
「ビジネス!ビジネス!ファースト!ファースト!」
と心の中でひたすら念仏のごとく唱え、絶対に負けるものか!ビジネスクラスとファーストクラスに乗るんだ!の一念で生きてきました。
自分がファーストクラスに乗れる人間になれるなんて想像もしていなかったわ。
やっと!もうすぐ!なんです~ヽ(^O^)ノ