ウチのルンバは10年選手(11年製造、のシールが貼ってある)。ブラシとバッテリーを交換しながら使っている。部品が簡単に入手できるのもルンバの最高の強味の一つ。 ブラシの交換どきはお掃除ができなくなった時(ブラシが歪んで本体にハマらなくなる、回らなくなる)なんですが、バッテリー交換のタイミングは自分で見極めなければなりません。
ウチのルンバの使用状況
交換が必要になってくる消耗品、交換が不可能な本体の劣化するパーツについては前にまとめたことがある。
- 金曜日の夜にフル充電して土曜の朝、バッテリー不足、「ルンバを充電してください」のアナウンスがルンバ本体から流れるまで稼働
- 再びフル充電になるのを待ち、畳敷(8畳くらい)のスペースを再び「ルンバを充電してください」のアナウンスがルンバ本体から流れるまで稼働
交換したてのバッテリーだとフル充電の時間は6〜8時間、稼働時間は2時間弱、なんですが、バッテリーが弱ってくると、ウチのルンバの充電・稼働状況は並の人間には想像もつかない方向に迷走しはじめる。
ルンバのバッテリーが弱るとバッテリーにアタマがあり、一緒にイカレてくるとしか思えない
充電時間がめっきり短くなる
金曜日の夜に充電セット。センター部分のオン・オフボタンはオレンジ色に点滅開始。
バッテリーを交換したてのころは次の日の朝にならなければ薄黄緑色のフル充電ボタン色にならなかった。
バッテリーが弱くなってくると下手すると半分以下の時間くらいでフル充電が完了してしまう。
金曜~土曜の深夜にフル充電のランプが輝いていると、…早すぎやしないか…と不安な気持ちに襲われる。
稼働時間が不安定で目安がつけにくい
充電時間がざっと1/2~10なのですから、稼働時間だって当然1/2~10になってしまう。2~30分くらいでルンバが止まる。
だったら1時間充電、30分稼働を繰り返せばいいのですが、困ったことに
あ、終わっちゃった~、もうちょっとやりたい。掃除機やクイックルワイパー使いたくない。
今日は特に用事もないんだし~、とバッテりー切れのアナウンスが流れ、すかさず充電をはじめても
- あるときは20分でフル充電となり15分稼働
- あるときは30分でフル充電で1時間稼働
- またあるときは1時間でフル充電で20分稼働
といった拍子で2回目、3回目、4回目の充電•稼働のサイクルが千本ノックみたいにランダムで時間の目安がぜんぜんつかない。
2回目が20分充電で15分、3回目が充電30分で稼働45分だったりするとさすがにおかしい。
とすると2度目のバッテリー切れのサインは間違っていたことになります。
誤りを正そうにも、確認するすべも是正するすべもない。
iPhoneと同じで、ボタン1つしかないんだもの。
バッテリーの充電量と稼働時間がかみ合わなくなってくる。劣化のサインがとてもわかりやすい。
最新鋭のルンバは機能てんこ盛りだが高いし(私にとっては)盛りすぎのケありかも
最近のルンバはお利巧さんで、充電器にあらかじめセットされていて、設定しておけば日中、誰もいない時間帯に自動的にお掃除がはじまり、お掃除が終われば自分のねぐら、すなわち充電器(商品名:ホームベース)に自分でもどってお休み…、
なんてタイプのルンバを使っている方だと、バッテリーやブラシの摩耗・消耗に気が付くのが遅れてしまうこともままありそうです。
最新式はアプリでお掃除設定できちゃう。時間も、お掃除する頻度も、お掃除の仕方も、お掃除できないエリアを教え込むこともできる。
ゴミまで自分専用の集塵機にうつしてくれるのです。かんじんかなめのお掃除パワーも旧式とは段違い。
初期の10年モノのルンバの私はとうの昔にホームベースはなくしてしまい、人力で電源アダプタを差し込む式。
ゴミ箱を机の上にあげたり、イスをダイニングテーブルから引き出したりしてルンバの稼働域を最大限確保してからスタートボタンを人力で押す。
お掃除の途中でエラーボタンが鳴れば飛んでいき
- ある時はゴミ捨て
- ある時はブラシ清掃
- ある時はあらかじめ上にあげておくのを忘れた延長コードに阻まれたり、うっかり閉め忘れたサッシの隙間に足を取られて動けなくなったルンバを救出に行ったりする。
今は稼働時間中、ルンバの回る音を聞きながら家の中でほかのことをしていればいいので特に不便は感じない。
10年使ったルンバだし、本体にダメージが出たら買い替えなければならない。覚悟はできている。
最新式で、機能が盛れているほどお値段は張る。
今のところは、最新式のルンバの集塵パワーにはおおいに心引かれるものの、デコ盛りの機能を全部使いこなせる自信もない…。
だだし、キッチンの改修を控えた80代の私の母は「体が利かなくなるなら機能で選ぶべきだ」とお友達に力説されたんだとか。
その場になったら考えよう。
今のところはまだ動くルンバと仲良く暮らそう。
ウチのルンバのバッテリー交換の目安は2年前後
前にバッテリーを取り換えたのは、ヤフーショッピングの購入履歴を見たら、2019年4月だった。
おかしい…を感じ始めたのは、2020年11~12月ごろ。
一週間に1~2回の充電で、2年は持たないことになる。
今までにバッテリーは3~4回くらいは交換しているはず。ただしヤフーショッピングの履歴は200件までで、私の最古の履歴は前1回までしかたどれなかった。ヤフオクといつも送料込みで値段を比べて買う。ヤフオクで買ったこともあったかも。
ここ2・3年はポイ活を始め、マイル交換できるTポイントのレートだとヤフーショッピングに軍配があがる。プラスPayPayのポイントももらえるのでヤフーショッピングしかチェックしていない。
また、言っちゃ悪いけどヤフオクの出品者には胡散臭そうなトコもある。ヤフーショッピングなら少なくても素人目には安心できそう。バッタもののルンバの消耗品はあたりハズレがあるのはホント。
もっとも、バッテリーはさすがに怖いので正規品しか買ったことがない。
さっさとバッテリー、買い替えれば済むんですが、何回かに1回は長めに動いてくれる時もある。
ガチャ引いてるみたいなものだ。
まだ使えるんだし…。もったいないです。
と手に汗握り、充電・稼働を繰り返している。
交換するときは、もはやこれまで、と見切りをつけ、諦めたタイミングです。
あと2~3か月は使ってみよう。
前も、その前もそうだった。
交換直後のフル充電の稼働時間の2時間弱は、実際、我が家にはちょっと長すぎる。
ただ、バッテリーというのもは、フル充電させて、バッテリーを使い切る。
蓄電がゼロになったところでフル充電、
を繰り返す使い方でバッテリーの寿命を長く保つコツだというから、止まるまで使っているだけ。
ルンバは「お掃除終わりましたぁ~」とアナウンスを告げて稼働を終了しても
もう1回スタートボタンを押せば、かなりの時間、再び床のゴミを発見し、かなりの時間、動いている。
なら最初のお掃除終了ボタンは何だったのだ、と内心首をひねりながらルンバがキュルキュル動くのをしばし眺める…。
日々から、
まあまあ許容時間でお掃除が終了する 時期を過ぎ
「??? 」の時期にさしかかってきた、と見ればよい。
森羅万象、すべてにおいて「ベストなタイミング」に遭遇できる時間は、あっけなくまたはかない…、
となぜか電動掃除器を見ながら、人生について思いを巡らせたりしている。
なお、肝心の床のチリほこり汚れのたぐいのとれ具合は、
バッテリーが新しいときと中くらいの時!? の差はあまり感じられない。
バッテリーより、ブラシの清掃状況が汚れ取れ具合に直結する。
頻繁に短い時間で止まるようになってくると、さすがにアラが目立つ。
でも、やっぱりブラシ次第ですね。
交換したてのときも、絶賛使用中のときも、そろそろご臨終かなあ、のときも、
ルンバはなにかと気を引く存在。
ちょっとペットみたい。
動きだすと左右に首を振りながら邁進!? していく姿に愛嬌がある。
ペット飼っちゃうと旅行に行けなくなってしまう。諦めよう、の私にとっては
ルンバは、手をかける分、ちょっとした癒し。