私の旅行はホテル予約が早い。
半年くらい前からホテルを押さえる。Go To キャンペーンの噂は風に乗って伝わってきたものの、「キャンペーンが始まったら人気殺到でお目当てのホテルに泊まれないかも」との強迫観念に襲われ、「後から還付してもらえそうだし」と予約を完了。
キャンペーン開始早々のてんやわんやもそろそろ落ち着いたかな、と割引手続に乗り出し、2勝1敗でした。
Go To キャンペーン適用外はエクスペディア経由の予約
縄文杉を見に行こう、と屋久島行きを思い立ち、宿を探し始めたのは出発2ヶ月前。(ホントはイタリアに行きたかった。特典航空券のキャンセル無料解禁日が2ヶ月前。完了後、国内旅行の準備を始めた)
おんなおひとりさま。気楽に過ごせて手ごろな値段のビジネスホテルみたいなトコ、で決めたホテル。
エクスペディアはポイントサイトの還元率が高い。
YahooトラベルだとTポイントが付く。
宿泊料金を比べたらエクスペディアの方が宿泊料金が安かったので、エクスペディアで予約。
出発一週間くらい前、エクスペディアから予約確認のメールが届く。さて、そろそろキャンペーン参加手続について聞いてみようかな、とエクスペディアのサイトに行ってみても、説明がない…。
ググると、「確かめもしないで決めたあなたが悪い」つまり割引は諦めなければならない事実が明らかになる。
Go To キャンペーンはあくまでも国内の旅行や旅行関連のお仕事についていらっしゃる方々を潤すためのもの。
業者さん(予約サイト、宿泊施設)が「参加します」と手をあげない限り、旅行者たる我々の料金割引はない。エクスペディアは、外資だし、そもそもキャンペーンに参加していなった。
キャンセル無料は明日までか、と別のホテルを探すものの、シルバーウィークがらみの日程なのでそもそも空きが極めて少ない。
ホテルそのものは、Go To キャンペーンに参加していることはHPで確認できた。
アンフェアなのは承知の上でホテルに電話し、エクスペディア経由で予約した部屋をキャンセルし、直接予約でキャンペーン適用していただけませんか、と頼んでみたら。
「エクスペディア経由の部屋はそれ専用なので、直接予約は承れません」という、素人には訳わからん回答でした。
現地ツアーにも2件、申し込んじゃってる。どちらもホテル送迎あり。つまりホテルを変えると、いちいち催行先にも連絡しなおさなければならない。直前では、先様にも負担になっちゃうし、万一予約変更して手違いでもあっては楽しい旅行が台なしだ。
もういい。諦めよう。
2泊で料金は15,600円。損失額!? は5,460円なり。
※10月9日からExpedia、キャンペーン参加になりました!
Yahooトラベル問合せへの衝撃的な回答
もう2つ、Go To キャンペーン開始前に予約していたのは
- 父母を連れての義父母の墓参り1泊
- 年末の家族旅行1泊
でした。
Yahooトラベル上では、もうGo To キャンペーン料金適用は始まっている。
ただし、私の押さえた日程は、2ホテルとも、満室。
後付けでキャンペーン適用のFAQを探しても見つからないので
お問い合わせフォームからダイレクトに問い合わせ、戻ってきた回答は
- 後付けのGo To キャンペーン料金適用はできません。
- Go To キャンペーン料金適用をご希望ならいったん予約をキャンセルして改めて予約を取り直す必要があります。
- 予約の取り直しの間のタイムラグに他の人が予約を入れてしまうこともありうる。保証はいたしかねます。
……。
夜中の1時くらいに操作すれば何とかなるかも。
でも万が一失敗したら!? 両親もオットも子どもも楽しみにしているのです。
「ホテル変わった」なんて言いたくない!
屋久島のホテルの苦い経験が頭をよぎる。
宿泊単価も段違い。
失敗したら損失額もMAX〇,000円×泊数×人数分!!!
緊急事態だ、と速攻ホテルに電話して泣きつき、結果、割引になりました!
ただし、パターンは2つあった。
Go To キャンペーン事後適用の2つのパターン
ホテル側でGo To キャンペーン手続を丸抱えしてくれるケース
Yahooトラベルでの予約はホテル側でキャンセルし、
宿泊者にはキャンセル完了のメールが届く。
ホテル側で再び予約を入れ、宿泊者には確認の書類を送る。
Go To キャンペーンの手続きはホテル側で行い、宿泊料は現地でお支払い。
「お電話いただけて助かりました。本来こちらから連絡させていただいてご説明しなければいけないのですが、正直手が回りませんで…。」
とのお言葉まで頂戴してしまった。
口ぶりからすると、私と同じく、Go To キャンペーン開始前に予約を入れた人は決して少なくない模様。
Yahooトラベル経由での予約でつくTポイントとPayPay ポイントは諦めなければならない。お得度でいけば、キャンセル→再予約が上なのですが、私には度胸が足りなかった。諦めます。
STAY NAVIでクーポンを宿泊者側が発行するケース
Go To キャンペーン開始前にホテル予約をした私のような人間にとって、まさに救世主。誠にありがたいクーポン発行サイト、「STAY NAVI」。
宿泊者側がクーポンを発行すれば、メッセージはホテル側に届く。
事前支払がお得なプランだったので決済は済んでいたのですが、
全額払込からのキャンペーン利用額を差し引く減額の手続きは私どもでやります。
念のためクーポンは印刷してチェックインの時にお見せください。
Go To キャンペーンは予算に限りがありますから、クーポンを発行されるのであれば早めのお手続きをおすすめします。
とのことで、再び速攻でクーポン発行&ホテルに完了しました、の電話。
Yahooトラベルの予約履歴は残っている。
よかった〜。
くどいですが〇,000円×泊数×人数分!!!
浮きました!
支払額分のTポイントとPayPay ポイントも期待できそう。
Go To キャンペーン 後付け成功のカギ 私の場合
Yahooトラベルを通しての予約は
- ヤフープラン
- JTB•るるぶ
- 公式サイト
と3種類ある。
後付けOKの私の予約は、どちらも
「公式サイトプラン」でした。
ほかのプランだったら、結果はまた違っていたのかもしれません。
ともかく、得た教訓は
ホテル予約サイトの言うことを
鵜呑みにするな!!!
業界関係者の方には、
Yahooトラベルには3つの予約ルートがあることは常識以前のことかもしれませんが、
一般ユーザーの我々にとっては「Yahooトラベルで予約した」意識しかない。
(Yahooトラベルで「予約」ボタンを押すとJTB•るるぶ・公式サイトに飛ばされる。
氏名なども一から入力させられることも多く、正直とても面倒くさい)
(もっとも予約画面には「Yahooプラン•JTB•るるぶ・公式サイト」の表示は小さいながら、ある。だから「お客様、おわかりですよね」、Yahooは説明責任は果たしていると弁明されれば、弱小ユーザーは黙り込むしかない)
私が問い合わせした時、せめて、
「お客さまは公式サイト扱いですから、STAY NAVIをお使いになれば割引クーポンは発券できます。お取り扱いは各宿泊施設によって異なりますから、お問い合わせいただけますでしょうか。」
くらいの説明はあってもいい気がする。強く。
STAY NAVI自体は7月に立ち上がってるのです。私が問い合わせたのは9月上旬。
1ヶ月以上たっているではありませんか。
「キャンペーン適用のためには、予約キャンセルは必須」
は間違った回答です。
大ヤフーともあろうものが、臆面もなく誤った情報を顧客に流した。
絶対忘れるまい。
消費者たる我々は、気をゆるめてはいけない。
骨身に沁みました。
今後に活かし、ゆめゆめチェックは怠るまい。