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【体験談】外貨両替で手間がかからずコストの抑えられるのはどこ?比較検討両替してみた。

9月に9泊11日のイギリス旅行に行きます。現地通貨を手に入れなければなりません。

外国語はほぼ話せず・現地での時間は一分一秒無駄にしたくないため、日本でイギリス・ポンドを手に入れたい。

 

 

為替の動向を見てみる

外貨両替1

出典:ロイターです。

私の目には一見して上り調子とも下がり調子ともはっきりわからない。

つまり、 ポンドをできるだけ前に買っておこう・できるだけすれすれまで待とう、的なタイミングを読む必要はないものの、現在のレートは140~150円台なので、150円台の時には買いたくないなあ。ってトコでしょうか。

 

 

現地通貨はいくら必要か

現地滞在が10日間です。そして、支払いは基本、クレジットカードを使う。

怪しい場所に出かける気はさらさらなく、観光客向けの清く正しい場所にしか行きません。

宿泊料とツアー代金は代理店を通じて支払済。

とすると現金を使うシーンは

  • ホテルの人に渡すチップ
  • タクシー代
  • 屋台のフィッシュアンドチップスとかアイスクリーム
  • こまごまとしたお土産や雑貨

くらいしか浮かんでこない。

 

 

多すぎず少なすぎず。

3万円じゃ足りない。絶対。

5万円くらいで足りそうな気もするけど、旅行の終わりの方では心細いかも。

7万円あれば余裕で足りそうな気もする。しかし使い残して帰国したのでは勿体ない。

 

のセンで、そして私は地方住みなので、都心の両替店にささっと行って帰ってくることができない。

自宅・職場・空港(羽田)・地方の店舗受取ができるところ。

を比較検討してみます。

 

「外貨両替」「外貨宅配」などで検索して表示されたサイトをまとめてみました。

正直、一番レートが安いのは、FXです。証券会社に口座を開いて外貨を買う。これから並べるトコと一番安いところと2~3円、高いところと10円以上違う。

しかし、めんどうくさい・制限が多い(口座を開設し、自分で入金・操作・出金手続が必要、受取の手間)ため、たまさか海外に行く人間にはハードルが高いので外しました。

2018年7月のとある日。為替レートは146.68円。ささっと各社の両替相場をメモった。

送料のかかるところもあるから、トータル支払額では順位が変わるかも。と表にしました。

 

 

 

外貨両替比較表(イギリス・ポンド)

為替レート
1GBP=146.68JPY
GPA ドルユーロ ゆうちょ銀行 外貨宅配 三井住友銀行 外貨宅配 トラベレックス マネーバンク JTB ラクマネット
交換レート(円) 157.42 153.48 158.96 158.42 158.96 149.69 159.47 157.4
為替レートとの差(円) 10.74 6.8 12.28 11.74 12.28 3.01 12.79 10.72
お得度 4 2 6 5 6 1 8 3
最低交換額(円) 30,000 制限なし 30,000 10,000 30,000 70,000 30,000 10,000
紙幣の金種指定 自由 通常
少額紙幣多め
高額紙幣のみ
  通常
少額紙幣多め
高額紙幣のみ
      自由
支払方法 代金引換 銀行振込 即時振替 代金引換 銀行振込
代金引換
銀行振込
代金引換
クレジットカード
現金(店頭)
銀行振込
配送のタイミング 翌平日 15時までの払込で即日発送 14時までの払込で即日発送 14時までの払込で即日発送 3~4日 14時までの払込で即日発送 最短受取日自宅・2日後
空港・3日後
14時までの払込で即日発送
受取場所 自宅 自宅 自宅 自宅
勤務先
自宅
勤務先
空港
自宅
空港内郵便局
自宅
営業所
自宅
勤務先
送料(円) 0 400円
10万円以上無料
0 1~3万円 1,200円
3~8万円 600円
8万円以上 無料
1,000円
10万円以上送料無料
0 0 500円
10万円以上無料
受取方法 郵便 郵便 郵便 宅配 店頭 郵便 郵便
店頭
郵便
350ポンド両替 55,097 53,718 55,636 55.447 55,636   55,815 55,090
送料(円)   400   600 (空港受取無料)      500
マイル
(JALカード使用)
            558
(クレジットカード使用の場合)
 
合計(円)
(両替+送料-マイル)
55,097 54,118 55,636 56,047 55,636   55,257 55,590
お得度 2 1 5 7 5   3 4
480ポンド両替 75,562 73,670 76,301 76,042 76,301 71,851 76,546 75,552
送料(円)   400   600 (空港受取無料)     500
マイル
(JALカード使用)
            765
(クレジットカード使用の場合)
 
合計(円)
(両替+送料-マイル)
75,562 74,070 76,301 76,642 76,301 71,851 75,781 76,052
お得度 3 2 6 8 6 1 4 5

 

 

コストと業者ごとの特徴

業者さんによってだいぶ差があるんですね~。同じポンドなのに。10円以上違う。

お高いのは!?ブランド力のある大手。トラベレックスは世界規模。ゆうちょ銀行・JTB。みな巨大。安心感がある。

お得感は大きいのはマネーバンク・ドルユーロ。

 

結論から行きますと、ピンポイントで一番お得なのは

5万円ベースだと「ドルユーロ」最高額の両替額・送料との差は1,929円

7万円ベースだと「マネーバンク」最高額との両替額・送料の差は4,790円です。

 

5万円ベースで「マネーバンク」さんがランクインしていないのは、7万円からじゃないと受け付けてもらえから。

そして送料がかかるところとかからないところがあり、送料無料のところはその分コストが上乗せされていそう、とか思ってたんですが2位、3位、同額5位とけっこうバラついている。

 

7万円ベースでも、順位は同じで、「マネーバンク」さんが1位になって、順送りで順位が1つずつ動きます。

 

ユニークなのは、JTBさんだと、外貨両替にクレジットカードが使える。(もちろん現金も使えます)レートは多少落ちるものの、私の場合、JALマイルが貯まり、他のカードを使えばポイントが付く。残りの業者さんはみな、現金を口座振替なり代金引換でお支払い。

 

店頭受取もJTBならでは。日本各地のJTBの大きい支店で受け取れる。

 

それと、注意しなければならないこととして、業者さんによっては「在庫切れ」がある。需要の少ない通貨は一時的に品薄になってしまうこともあり得る。相場をにらんでいるうちに時間がたち、気づけば出発に間に合わない!なんてことにならないよう、両替の日程は余裕をもつべき。

 

どこの業者さんも銀行さんも、「当日〇〇時までに入金確認が取れれば即発送」で大差ない。両替依頼したらすぐに発送してくれる。手元に外貨が届くのは自分の住所までの配達日数で決まる。

 

 

金種(高額紙幣・少額紙幣)も選べるところと選べないところがある。でも、たとえば500ポンド欲しいとして、499ポンドにしておけば、とりあえず少額紙幣は手に入るし、現地で使うと自信がないのでついつい大きい額の紙幣を出し、あっという間にお財布は少額紙幣と小銭だらけになっちゃうんですよね~。

 

ぎりぎりの金額を両替するべきか、多めにしておくか。

 

ぎりぎりの金額にしておいて、危なそうだったら

  • 海外プリペイドカード(クレジットカードは支払い時に海外利用手数料1.6%~がかかるが海外プリペイドカードは無料)で引き出す。日本で入金して出かけなきゃいけないけど。
  • クレジットカードの海外キャッシング枠を使う。
    50,000円借りて、利息は
    1日だと 50,000×18%くらい÷365日=24.6円。
    帰国して即刻手続き。繰上返済・すぐに返せばたいした金額にはならない。(ただし操作がめんどくさそうだ)

の手もある。

 

【追記】 

マネーバンクでイギリスポンド両替やってみた

月曜日からサイトのチェックをはじめた。「日本円をイギリスポンド」に両替しようにもかんじんのお札は在庫切れ。

旅行、来週の木曜出発なのです。サイトには「再入荷は通常数日~です。時期のお問合せには応じられません」とはっきり書いてある。

今週いっぱい様子を見て、在庫がないなら別のところにしよう。多少高くてもこの際仕方がない。とじりじりと待ち、木曜日の夜、ついに交換可能のアイコンが点灯しているのを発見!

2番目に安い「ドルユーロ」さんと比べて1ポンドが2~3円安いのを確認し、送料無料すれすれの480ポンドで申し込みました。7万円以上送料無料、ただし申込みは10ポンド単位。

確認メールが届いたとたんに払込をすませ、就寝。

翌日15時台に、「発送完了しました」と郵便局の書留番号とともにメールが届き、翌日、金曜日にはもう届いてしまう。またたく間。あっという間。

配達は金曜の日中だったので、土曜日の夜に再配達をお願いし、届きました。

 

外貨両替2

「親展」「重要」「転送不要」至急内容物を御確認ください、との封筒を開けると

イギリスポンドのお札と一緒に送り状が入っています。

外貨両替3

このデータは、PDF形式で申込確認メールにも添付されている。画面操作中、申込をクリックし、申込完了画面に遷移するのにかなり時間がかかりました。送り状データを作成しているから時間がかかるのだと見た。

外貨両替4

480イギリスポンドで70,113円。レートは1ポンド146.07円。

外貨両替5

お札の金種指定はできないのですが、一番大きな50ポンド紙幣はなし。

20ポンド札が18枚で360ポンド

10ポンド札が10枚で100ポンド

5ポンド札が4枚 で20ポンド    計480ポンド。

外貨両替6

早速お札を数える。確かに! お札の番号も並んでいる。新札です。

 

外貨両替7

20ポンド札の表と裏。

表はエリザベス女王陛下。裏の横顔は18世紀の経済学者、アダム・スミス。

外貨両替8

10ポンド札の表と裏

表は同じくエリザベス女王陛下。

裏は18-19世紀の女流を超えた大作家、ジェイン・オースティン。

外貨両替9

5ポンド札の表と裏。

表は同じくエリザベス女王陛下。

裏は19-20世紀の政治家、ウィンストン・チャーチル。

 

外貨両替10

10ポンド札にだけ、お札の左上にエンボスが入っている。

 

そして、少なからず驚いたのは、10ポンド札と5ポンド札って、紙じゃないんですね。プラスチック製です。さわった感触が、紙より硬い。つるつるしている。

折ってみたところ、紙より折り目が付きにくい。

 

外貨両替11

10ポンド札の透かしは女王陛下が白で上中下の3つはみんなホログラムが入っている。

上・表 王冠で銀。光を受けると七色に光る。

中・表 赤紫の羽と金のホログラム入りの ウィンチェスター大聖堂と「£」マーク

下・表 光によって「Ten」か「Ponunds」に見え方が変わる銀のホログラム

外貨両替12

上・裏 光るオレンジに「JA」(農協じゃなくてジェイン・オースティンの頭文字)

中・裏 マットオレンジの羽と銀のホログラム入りの ウィンチェスター大聖堂と光るオレンジ「£」マークの鏡文字

外貨両替13

5ポンド札のすかしも

真ん中の女王陛下は同じで

上・表 王冠で銀。光を受けると七色に光るホログラム

中・表 金のビッグベンと淡い緑の「£」マーク

下・表 光によって「Five」か「Ponunds」に見え方が変わる銀のホログラム

外貨両替14

上・裏 光る青緑の円形(文字が書いてありそうだけど細かすぎて読めない)

中・裏 銀のホログラム入りの ビッグ・ベンとマットな淡い緑の「£」マークの鏡文字

 

外貨両替15

20ポンド札も2020年にはプラスチック製に切り替わる予定。

表は銀で左1/3くらいの場所にアダム・スミスの横顔と「20」が1つおきに入り、この画像では映ってないけど、上の「20」の上にもう少し大きい斜体の「20」。

外貨両替16

裏はアダム・スミスの目の前辺りに破線で銀。

外貨両替17

すかしはもちろん

「£20」の文字と女王陛下!

 

全部使ってきます!

 

 

【結果報告】

現地イギリスでは、ほぼ100%クレジットカードが使えた。現金でなければならないシーンは

  • 公衆トイレの使用料(コインを入れないとドアが開かない)
  • 屋台の飲み物代
  • 大英博物館の館内案内図(1ポンド硬貨を入れる)
  • ナショナルギャラリーのオーディオガイド(変な入口から入ったので階段で美術館の人が立って配っていた。メインの入口ならクレジットカードが使えたに違いない)
  • ローカルなお土産屋さんの小物

くらいしかなかった。

ただし、チップが必要なシーンだと、カード操作するとき、上乗せ料金の操作を自分でやらなければならない

見知らぬ土地で現地の言葉がわからないおんなおひとり様にはけっこう辛い。現金使った方が楽です。

 

旅行中、さっぱり現金が減らなかったため、旅行後半からは積極的に現金払いに切り替えた。

帰りのヒースロー空港の待ち時間、免税ショップで有り金ポンドを全額出し「アンド カード! 」と一言つぶやき、全額使ってきました。

 

実感として、10,000円分でも、5,000円分でも十分足りた。

でも、現地通貨持たずに異国の地に降り立つ度胸もない。

 

レートとしては、為替の動きにも左右される部分も大きいのですが、 私の場合は、外貨両替で現金払いが結果的に一番安いレートになりました

帰国してから、クレジットカードの為替のレートと比べたら、外貨両替の方が安かった。

現金払い、バンザイ! 得した! の気分満載です♪

 

とは言え、何十万円分もの外貨のお札を持って歩くのは危険すぎるから、やりたくないしおすすめできない。

 

ともあれ、大満足です。  

 

 

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