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スキンケアとヘアケアの出費を節約するには?コスメのコスパと最強アンチエイジングにこだわったレシピとアイディアまとめ。

その昔はブランド大好き。やれ新作だ、シャネルだディオールだ美白御殿・潤い御殿が建つほどに!?化粧品に散財してきたものですが。今やプチブラどころかすっかり安い女・節約派。いちおう家計を預かる主婦のはしくれ。AEAJ(日本アロマ環境協会)のアロマテラピーインストラクターの資格、持ってます。自信を持って最小費用で最大効果、無添加そしてオーガニックなスキンケア・ヘアケアのおすすめ・コツ・秘訣の数々をお届けします。

 

 

 

クレンジング(オイルで兼用)

オイルタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプ、ジェルタイプ。お好みのものでよろしいのではないでしょうか。どれでも良いのですが、大事なのは、汚れを落とし切ること。目の周り、フチぎりぎり、眉間、小鼻まわりなどは落としたと思っても落とし切れないことが多い。のため、アイメイクアップリムーバーは、あった方が良い。コットンなり綿棒でひと手間増える分、間違いなくメイク落ちが良くなる。

しかし、メイクアップの汚れは、基本油性。毛穴を詰まらせる角栓もニキビも油性。なのであくまでもコスパ優先。そしてメイクをカンペキに落とす。のであればオイルです。油汚れは油で落とすのです。そーっとそーっと、マッサージし、汚れを浮かせて落とす。そして1本オイルを買えば、クレンジングにも使えるしその後のスキンケアにも使えて補充の手間が省けてしまうではありませんか♪オイルはベタベタして…と敬遠しがちなアナタでしたら、さらっとした軽いオイルを選べば良いのです。

グレープシード油などはテクスチャー軽めの代表格。

モロッコの宝石と呼ばれるアルガンオイルなど、今大人気ですけど、お値段にはモロッコから運ばれてくるコストが上乗せされている。国内産、米ぬか油なら同じビタミンE(美容成分)が入っていて、お値段は1/10以下。ニベアの青缶と最高級のクリーム、クレーム ドゥ・ラ・メール(価格:2万~5万)、成分はたいして変わらないとの衝撃の事実!?もありました。効く効かないとお値段は必ずしも関係ないことにご注意を。

500ml入りで1,000円しないんですよ~。優秀でしょ。

日本薬局方のオリブ油なども

入手しやすく刺激なく使えて優秀。テクスチャー重め。

洗顔(石けんは手作り)

自分で石けんを作ります。

860円。

(いまじんさんは老舗の石けん材料やオーガニックにこだわった生活雑貨のお店)

www.eco-imagine.com

 

レシピは

  • オリーブ油     250グラム
  • パーム油      150グラム
  • ココナツ油     100グラム
  • 水         150グラム
  • 苛性ソーダ      67グラム

がスタンダード。

苛性ソーダは薬局にあるかどうか聞いてみてください。購入するとき印鑑と身分証明が必要ですが、500グラムで500円くらい。

で、石けん6~7個できますから、半年持ちます。ひと月100円。

作り方はこちらをご覧ください。

handmadesoap.hatenablog.com

 

有名どころの石けんでは、ガミラシークレットとか、アレッポとか。作ってから最低1年。ひょっとしたら2・3年たっているのではないかと疑ってしまう。(硬すぎるし香りに油の酸化臭の気配)Lushも人気ありますが、売っている洗顔料には必ず保存料・防腐剤のたぐいが入っている。

自分で石けんを作れば。作りたて。新鮮。天然のグリセリンたっぷりで自然な潤い。

そして何で洗うかよりも大切なのは

洗い方とすすぎ方(100回すすげ!超重要)!

 お肌のお手入れの最重要課題は何を塗るかではない。いかに落とすかにかかってきます。落としきる!

石けんを泡立てネットで泡だてて、石けんの泡で汚れを落とす。油で毛穴の汚れや角栓を浮かせたら、ブラシでそーっとそーっと洗う。専門のブラシじゃなくて豚毛の歯ブラシで十分。そして100回すすぐのです。

 シミって、顔の真ん中じゃなくて、脇にできる。これは、すすぎが足りないからです。自分ではカンペキにすすいでいるつもりでも、そして誰でも顔の真ん中は一生懸命すすぐけど、ついつい頬の生え際あたりはすすぎ残しがあったりして。これはいけない!絶対にいけない!顔の外側を意識しながら「一・二・三…。」と100まで数えながら徹底的にすすぐこと!美白化粧品なんか使っている場合ではないのです!

 

保湿

コットンパック(超おすすめ)

お肌のお手入れって保湿さえできていればこっちのもの。しっとりもっちり潤ってさえいれば多少のシワは埋まるしノリよしくすみにくい。自分で自分の肌を触ってみて効果が速攻感じられるのがうれしい。乾燥肌・混合肌・老け肌、メンズ、オールマイティにおすすめします。続けることで確実に高額なシワ取りシミ取りの化粧品費用を抑えることができるのです。最小費用で最大効果を狙うなら、コレしかありません。

薬局で精製水を買ってきて*1

 

コットンまたはティッシュにたっぷりと含ませ、パックする。水分を逃がさぬよう、できたら顔にラップや、ビニール袋を顔の形に切り抜き、貼る。時間は、美容家の大家、佐伯チズ先生は「時間は絶対3分!」とおっしゃってました。しかしやってみて、自分で仕上がりが実感できる時間でOK。(ちなみに私は20分。)

 

化粧水(美肌水・尿素とグリセリン入り)

 

プチブラ化粧水をはるかに超えるのは、美肌水。

マキノ出版|ゆほびか|Dr.Imaiの手作り健康術:美肌水

半年で300円。

用意するのは尿素(「窒素46」と書いてあれば尿素100%)。園芸店で購入する。(顔用も肥料用も結局同じなんだそうです)

 

288円。

グリセリンは薬局で日本薬局方で買うと安い。もちろん手作りコスメの材料店でも購入できます。

540円。

作り方は

  • よく洗った容器に尿素の40倍の水を入れ(尿素1グラムなら水40ml。2グラムなら水80ml。)
  • 水の5~10%のグリセリンを入れる。(水40mlなら2~4ml、水80mlなら4~8ml)
  • シャカシャカ振って尿素を溶かす。

さらには尿素さえ抜いてしまい、グリセリン水にしてしまっても良し。

ただし、あまり日持ちしないので保管は冷蔵庫で。一週間くらいで使い切り、危なそうならすぐ捨てる。

 

化粧水を化粧品会社のカウンターで購入すると、BAさんには「(化粧水は)1ヶ月に1本使ってください。とにかくタップリ!」とのアドバイスをいただきます。この尿素&グリセリン化粧水であれば、惜しげなく使うことができます。

保湿その2(乳液とクリーム)

せっかくお肌に水分をフル補給しても、そのままでは与えた水分が逃げてしまう。次は油分でお肌にフタをします。

乳液(手のひらで天然乳化)

水と油を乳化させて作るのが乳液。そしてこの「乳化」が曲せ者でして。水と油。本来相反するもの。を仲良くさせてしまうには、どうしたって乳化材、界面活性剤が入るのです。せっかく汚れを落とし、潤いを与えたのですから、余計なものをお肌につけるのはやめにすることにして。

で、どうするか、といいますと、先ほどクレンジングで使ったオイルを今度は乳液にしてしまう。やり方は

化粧水を手に取りオイルを1・2滴たらし手のひらでよく混ぜれば、体温で化粧水とオイルが温まり、混ぜることで自然に乳化するのです。ただし、作り置きとはいかず、その場で使いきる。これで乳液、完了。

クリーム(原材料を使う)

 ことに乾燥肌の方だと、また季節によってはオイルだけでは心もとないと感じられる時もあるはず。その場合は、最強の素材。シアバターを使います。

 

真冬はコチコチに硬くなりますが、これも手のひらの上でとかすと溶けます。コレをお肌に塗れば鉄壁バリアーのできあがり!ただし良くも悪くも鉄壁なので、どうにも重い。と感じるのであれば常温液体のオイルを足して調整します。

 

さらにお金をかけず、効果を狙うなら食べ物を使う

調味料

砂糖、黒砂糖、塩、酢、黒酢、マヨネーズ

糖分は保湿、塩は収斂、どちらもれっきとしたスクラブ素材。酢は殺菌・美白。マヨネーズは卵とオイルだから、下の説明を参考に。

タンパク質

牛乳、ヨーグルト、豆乳、卵、さらしあん(小豆の粉)、きなこ、おから

お肌に栄養とハリを。

デンブン質

小麦粉、片栗粉、米のとぎ汁、オートミール

粉類は基材としても使えるし、保湿効果もある。米のとぎ汁にはお肌に必須、セラミドが入っている。捨てるのはもったいないです。

野菜

きゅうり、トマト、にんじん、カボチャ、白菜、銀杏、ナス、キャベツ、ズッキーニ、大根

まず水分補給。そしてビタミン・ミネラルが経皮吸収されます。

果物

バナナ、スイカ、リンゴ、アボガド、桃、キウイ、あんず、ゆずの種、いちご、ぶどう、パパイヤ、柑橘類(レモン・オレンジなど)、柑橘類の皮、メロン、洋ナシ

こちらもビタミン・ミネラル。美白なら柑橘類、保湿ならバナナ、アボガドとか。

その他

氷、アロエ、ハチミツ、メイプルシロップ、日本酒、ワイン、ワカメ、コンブ、ココア、重曹、ゼラチン、ペクチン、寒天、みょうばん

氷は毛穴引き締めに大活躍。ハチミツは美容素材の超定番。メイプルシロップ糖分だし、日本酒も糖分。ワインはポリフェノール。海藻は保湿のミネラル。ココアは引き締めと保湿。重曹は毛穴対策に。ゼラチン、ペクチン、寒天は保湿。ミョウバンは殺菌・ニキビ対策に。

オイル

オリーブ油、ココナッツ油、ごま油、バター

 

 

尿素化粧水に入れるオプションとしてなら、酢・ミョウバン・ハチミツがおすすめ。他の素材はパックでどうぞ。
冷蔵庫の残り物を使えば、費用は食費に含まれ!?コスト、かかりません。

ハーブを使う

ドクダミ・スギナ・スギナの根

道端に生えてくるのを積んで来ればそのまま使える。スギナの根にはケイ素がタップリ。よく洗ってからオイルに漬けて、美容オイルにしましょう。

緑茶、ラベンダー、ローズマリー、カモミール、柿の葉、枇杷の葉、バラの花びら

どれもスタンダードのアロマの素材です。

 

注意としては、少しずつ、様子を見ながら。自分の肌との対話を忘れず。自分の肌に足りないもの、プラスしたいものは何なのか。答えを探す。

もう一つ。パックとして売ってるものと比べ、どうしても落ちやすい、パックしている間に取れやすい。小麦粉などで固さを出した方が塗りやすい。

マッサージ・顔面筋肉トレーニング

絶対にやった方がいい。貴女も私も現代人。忙しい。わかってるけど。手間かかるけど。体の中の巡りを良く、滞りなくすることは美容のみならず健康の基本。

やれボトックスだ、アレジルリンだ、夢の新素材だとつぎつぎ女心を刺激するコスメは数あれど。肌の表面にしか効かない。年を取ると顔の上半分より下半分に年齢が出る。顎周りがたるんでくる。しかしプロのエステティシャンにかかっても最長一週間しか持たないのがリアルな真実。

しかし自分で毎朝、3分とは言わない、1分でいい。リンパを流せばたるみはとれる。1日持ちます。内側から顔の筋肉を引き上げ、引き締める。続ければ必ず結果は出るのです。

ボディも同じ。脚のマッサージを続ければ細くなる。必ず。しかし両脚マッサージするなら、真面目にやれば30分はかかる。毎日30分、脚マッサージのセルフケアを続けるのは厳しすぎるけれど、顔なら。首なら。

最も人の目に触れ、自分でも実感できるパーツなのです。面積も小さい。お風呂でもいい、寝る前でもいい、朝のメイク前の一瞬でもいい。ほんの少しでいい。続けていけば、効果は実感できる。励みになって、続けていくのが楽しみになるのです。

 

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今は亡き造顔マッサージのカリスマ、田中宥久子先生のメソッドは、「マッサージってこんなに痛くていいのか!」と涙目になってしまうほどに、痛い…。お手入れはソフトに柔らかく、と事あることに刷り込まれてきた美容マッサージの常識とは真逆。

しかし、痛みに耐えれば!一歩小顔の自分が手に入る。いくら痛いって言ったってマッサージしている間だけ我慢すれば、傷になるはずはなしアザが残るはずもない。

顔の筋肉のトレーニングにも流派!?があり 「フェイササイズ」 「顔層筋トレーニング」 「顔ダンス」 「顔ヨガ」 などが検索キーワード。ネットサーフィンすれば、ひととおり情報は集まりそう。本を買わなくても、ネットでお勉強できる。

tarumi.livedoor.biz

 

年は取るので、何使っても時の流れを巻き戻すことはできないけれど。お金かければ、人に頼って老化のスピードは多少は遅くなる。のは間違いない。しかし、お金をかける前に自分でできることは、けっこう、たくさん、あるのです。

 

ヘアケア

シャンプー・リンス

石けんを使います。これでシャンプーはいらない。湯シャンや重曹シャンプーも今人気。(シャンプーを続けると余計なモノが経皮吸収されるのに抵抗がある、そもそもアトピーでシャンプーが使えない、その人ごとに事情は違う。でも、慣れるまでは時間がかかるみたい)

ただ1点、注意。健康な髪の毛は弱酸性。石けんはアルカリ性。アルカリを髪に残すのはまずい。石けんシャンプーしたら、ざっと髪の毛をすすぎ終わったら、目にもとまらぬ速さで酸性のお湯ですすぐ。

洗面器のお湯にお酢やレモンの汁をたらたら~っと入れて混ぜるまたはクエン酸をスプーン一杯入れればOK。これでリンスは終了。

 

トリートメント

オイルを使います。洗面器のお湯にオイルを入れ、混ぜ(直接髪につけてもいいんですが、まんべんなく髪全体にオイルをいきわたらせるにはお湯と混ぜた方が楽)髪につけるだけ。

売ってるトリートメントは、水と油を乳化させて作ってます。このやり方なら、乳化剤を髪につけなくてすむのです。

ヘアミスト

「水(水道水でも精製水でも)」「グリセリン」と酸性のもの(お酢とかクエン酸)を使います。 グリセリンは水の3~5%。酸性のものはほんのちょっと。小さじ1/2くらいあれば十分。手持ちのスプレーボトルに入れてシャカシャカ振れば完成。

油分がほしいならオイルをやっぱりほんのちょっと足す。ただし使う都度よく振ること。

私はくせっ毛。ヘアードネーションしようと思い立ち、髪を伸ばしている最中です。

www.jhdac.org

 

今は肩下15センチくらい。乾かすと拡がるのでヘアアイロン必須です。脱シャンプーし、2年くらいかな~。枝毛、減ったな~、を実感しています。ただし手触り・扱いやすさは市販品のいろんな成分入っているヘアケア用品使っていた頃の方がよかった。ブラッシングとアイロンで髪をなだめてなだめてなだめまくります。

 

ボディケア

尿素水を顔の2倍の濃度にすれば体に使えます。保湿はオイルやシアバターで。

ダイエットしたいのであれば、運動もストレッチも大事ですが、日常の所作にご注意を。つねにお腹に力を入れる。姿勢をよくする。鎖骨を開いて巻き肩防止。ずるずる歩かず、誰も見ていなくたって、颯爽と腹筋に力を入れて歩く。寝る前に枕をブラジャーの位置に置いて深い呼吸をする。などなど。

小さな工夫を見つける都度、試してみましょう。

 

結局は健康。食事と睡眠。

肌は表皮1枚で、新陳代謝が繰り返されている。髪は毛根から髪の毛が生えてくる。実はお肌と髪を作るのは化粧品じゃない。食事です。

肌も髪もスタイルも健康あってこそ。肌がキレイになって、髪が健やかサラサラになって、その先で何がしたいのか。人生、楽しみたいから。でしょ。

だったら健康じゃなきゃ。元気がなくなったら、笑えなくなったら元も子もないのです。体に良いものを選びましょう。おいしい食事を楽しみましょう。しっかり眠って疲れを取って、今日を、続く明日を楽しく過ごしましょう。

 

 

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*1:実はこの精製水、家でも作れます。フタ付きの鍋を使い、中に水道水を入れ、中央に精製水を受けるやや深めの皿をセットする。フタを逆にセットし、ケーキやアイスを買うともらえる保冷剤を凍らせて逆向きセットのフタに乗せる。お皿に水道水が入らないよう弱めの火にかけ、フタについた湯気を保冷剤で冷やし、ナベ中の皿に落とす。ただ精製水は500mlせいぜい100円台だし、買った方が楽と言えば楽。