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【画像120枚】イギリス・コッツウォルズの見どころ地域を20。観光スポットを58。

ロンドンから北西約200㎞、電車で1時間半、バスなら2時間半あまり。イギリス旅行に組み込みやすいアクセス、小さい時に絵本で読んだおとぎ話の世界そのままのヨーロッパのかわいい田舎の風景が今目の前にここにある!こんな場所が、こんな景色が世界に本当にあったのね~、の涙ウルウル、感動ものの世界。

イギリスコッツウォルズcotswolds

 

中世、コッツウォルズは羊毛貿易で繁栄し、得た富により贅を尽くした建物や教会が数多く作られ、その後羊毛産業は衰退。のちの産業革命からも取り残されてしまった。このため舗装された道路以外は中世の建物・家並・町並み・景観をほぼそのまま残しており、まるで時が止まったかのよう。

イギリスが世界に誇る有名観光地であり、ハイシーズンは大混雑覚悟。

  • 田舎で、見どころが点在しかつ公共交通の便が良くないため、効率よく名所を巡るにはツアーなりレンタカーなりタクシー貸切なり、移動手段を確保。
  • 田舎を巡るのですからお買い物スポットやカフェなどの観光客向けの施設のない名所エリアもある。遊ぶ!お買い物!食事!のメリハリをつけましょう。
  • 春から秋にかけて公開し、冬は非公開のスポットも数多い。出かける季節によっては開館・閉館を要確認。

エリアとみどころ・おすすめを並べていきます。

※イギリス指定建造物
     グレードⅠ:最高に重要な建造物
     グレードⅡ:特別に重要な建造物

 

 

バイブリー Bibury

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人口600人あまり。19世紀、ウィリアムズ・モリスは「イギリスでもっとも美しい村」と呼び、今やコッツウォルズの1番人気、世界有数の観光名所。イギリス行くけど時間ないし、コッツウォルズ、1か所しかいけない。ならバイブリーのアーリントンロウだけはこの目に焼き付けましょう。エリアそのものは小さいため、ツアーなら所要時間は1時間弱、ゆっくり見て回っても2~3時間あれば十分。

 

アーリントンロウ ( Arlington Row)

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グレードⅠ。もともとは14世紀に修道院の羊毛貯蔵所として建てられ、17世紀に改装され、職工たちはここを工房とし、毛織物を織り、ラック・アイルで洗って乾かし、さらに加工のためアーリントン・ミルに送られた。コッツウォルズ地方でのみ採れる黄色みを帯びた「はちみつ色(黄色みがかった茶系)の石」「ライムストーン」(町によって、微妙に色が異なる。)とも称される「コッツウォルズストーン」を使った深い切妻の石造りの家々の連なりの織りなす景観は、この世のものとは思えない。コッツウォルズ人の美意識って、超絶。庶民の家ですよ。自分たちが住んだ家が世界レベルだなんて、思いもよらなかっただろうなぁ…。

 

ラックアイル ( Rack Isle)

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アーリントン・ロウで羊毛を洗った後につるして乾かした場所。「ラック・アイランド」の略で「掛け島」。湿地で、今は植物と鳥たちの憩いと生活の場。

 

アーリントンミル ( Arlington Mill)

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毛織物の加工工場として歴史は17世紀にさかのぼる。かつてはアーリントン工場の博物館として全盛期の隆盛を伝える織物や衣類、古文書、織機を公開していましたが、現在は個人のお宅。

 

バイブリーコート ( Bibury Court)

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グレードⅠ。バイブリーで一番大きな建物で17世紀に建てられた。近年までホテルで、営業していたのですが、現在は閉鎖。でも、外観だけなら、見に行ける。

 

スワンホテル( Swan Hotel)

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現在バイブリーで営業しているホテルで、外観はノスタルジック。目の前をコルン川が流れ、地域特産、マス料理が味わえる。アフタヌーンティーもクリームティーも美味しい。日中は観光客がごった返すバイブリーも、スワンホテルに泊まって早朝や夕方に村を歩けば人は少ないし、ホテルには宿泊客専用のガーデンがあって落ち着いた雰囲気。

 

コルン川 ( River Coln)

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テムズ川の支流の小さい川。川幅10メートル弱。水深も浅い。絵になるバイブリーの村の中を流れ、バイブリーの景観の大事な一部分。スワンホテルはコルン川のほとり。かかる石橋もノスタルジック。白鳥やカモが優雅に泳いでいる。

 

バイブリー トラウトファーム
( Bibury Trout Farm)

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バイブリー特産、お魚のマスの養殖場。大型バスの駐車場のすぐ近くにあり、直営ショップではマスの切り身やマスのくん製のほかにお土産も品数多くそろっているので便利。もちろん養殖場、見学できます(ただし有料)。トラウトファームの手前には有料公衆トイレあり。

 

聖メアリー教会 (St. Mary's Church)

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グレードⅠ。起源は8世紀。石壁にはサクソンの墓碑が使われている。教会自体は建築の教科書みたい。サクソン、ノーマン、アーリー・イングリッシュ、と各年代の装飾様式の調和がとれていて美しく、高くて細身のアーチが特に印象的。 建物はきれいに整備され、一般に公開されています。 観光客のいない早朝がおすすめ。

 

 

ボートン オン ザ ウォーター
Bourton-on-the Water

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人口3,500人あまり。水辺にあり、「コッツウォルズのベニス」と呼ばれている。観光スポットがたくさんあるので、家並み・街並み・風景だけでなく、イギリス国内から家族連れでやってきても遊べる・楽しめるスポットがたくさん。

 

ウィンドラッシュ川と周辺
( along the river Windrush )

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町中を流れる小さな川で5つのかわいい石橋(最も古いものは18世紀)もてすりなどないので(川の流れが穏やかなのでしょう)絵になる。川の周りに観光客向きのお店が固まっているので、ショッピングやお食事もできる。はちみつ色のコッツウォルズストーンのおうちが並ぶストリートのそぞろ歩きが楽しい!

 

モデルビレッジ ( Model Village )

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一番人気のスポット。ボートン・オン・ザ・ウォーターの町を正確に1/9のミニチュア版にしていて、行けば町を一望した気分を味わえる。細かいところまで忠実に再現されており、感心して見とれてしまう。

 

コッツウォルズ自動車博物館
( Cotswold Motoring Museum & Toy Collection )

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ノスタルジックなヴィンテージカーやクラシックカー、ヴィンテージのバイクのほかにレトロなおもちゃのコレクションもあり、BBCで放送されている子供向けの番組の車のキャラクター(Brum)のコーナーもあるので、老若男女、楽しめる大人気のスポット。

 

ドラゴンフライ迷路 ( Dragonfly Maze )

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source:tipter.com

大俯瞰の画像だとキルティングのトンボの模様。イチイの生垣で大型迷路を作っている。足元にパネルがあって解読!?しながら進むとうまくいけば20~30分でクリア!できる。

 

バードランド ( Birdland )

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フラミンゴ、ペリカン、ペンギン、鶴、コウノトリ、キャソバナ(羽はあるが飛べない鳥)など。敷地も広大で、中に自然保護区もあるし、蛇行するウィルリバー川沿いの鳥を眺めることもできる。

 

コッツウォルズ醸造所
( The Cotswold Brewing Company )

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source:cotswoldbrewco.uk

ビール醸造所。最近、ジンとウォッカがラインナップに加わった。ツアーがあり、試飲できる。ただ、ふらっと現地に行っても説明は聞けないかも。原則週末。地ビールだからイギリスでしか味わえません!ツアーに参加すればビールとジンとウォッカは飲み放題!?

 

ボートン・モデル・レイルウェイ・エキシビション
( Bourton Model Railway Exhibition )

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500㎡を超える館内には壮大なジオラマ(イギリス国内でも有数の規模・コンディション)がひろがり、走る鉄道模型は40台を超える。男の子など、大喜びですね。直営ショップあり。

 

聖ローレンス教会 ( St Lawrence's Church )

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外観は19世紀に建てられたばかり!?なので新しいけど、起源は8世紀にまでさかのぼる。14世紀に建てられた古い教会の一部を新しい教会がすっぽりカバーしているので、中に入ると教会の印象はがらっと変わる。

 

 

ブロードウェイ Broadway

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別名「コッツウォルズの宝石」。人口2,500人あまり。メジャーなスポットがあり、ツアーに組み込まれることも多い村なので観光客向けのお店も多く、散策する場所には不自由しない。

 

ブロードウェイ・タワー ( Broadway Tower )

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今やコッツウォルズのアイコン、超有名スポットの一つ。ブロードウェイの村から1.6キロあまり、小高い芝の丘に忽然と立つ高さ17メートルの塔。もともとはのろしの煙をより高い場所からあげ、より遠くから「すわ、何事か」の事態を伝えるための塔。城塞を形どり、作られたのは18世紀。中は見学可。

 

リゴンアームス ( The Lygon Arms )

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グレードⅡ。もともとは地域の「イン inn」、馬車を留めたり馬を休ませたり人は休んだり泊まったり一杯飲んだり。現在のサービスエリアとルートインホテルを足して2で割ったような大事な場所。なので建物も貴族のお屋敷みたいに華美でない。現在の建物は17世紀のもの。内部は改装されており、王族やセレブも御用達のコッツウォルズの一流ホテルとして現在も営業中。

 

ゴードン・ラッセル博物館
( Gordon Russell Design Museum )

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建物はグレードII。ゴードン・ラッセル(Gordon Russell 1892-1980)は家具デザイナー。生没年をみておわかりのとおり、20世紀の人。伝統的な技法と工業デザインを融合させたラッセルの家具は、シンプルでありながらこまやかかつ優美であり、高級品として知られ、英国王室御用達でもある。展示品はラッセルの家具、図面、写真など。

 

ブロードウェイ美術館
( Broadway Museum and Art Gallery )

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村のメインストリートにあって建物はチューダー朝様式。地域の調度品や絵画などの常設展示のほかに、巨大なコレクションで知られるアシュモレアン博物館(Ashmolean Museum of Art and Archeology)の分館の役割も担っており、シーズンごとに特別展が開催される。

 

聖イドラバラ教会 ( St Eadburgha's Church )

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グレードⅠ。12~14世紀に作られた。人里離れた場所にある教会で、一説には疫病を防ぐためだとも。聖女「ウィンチェスターのEadburgha(発音不明)」ゆかりの教会として有名。王女さまですが幼くして父に問われ、宝石よりも聖書を選んだ。一生を神にささげた10世紀の修道女さま。

 

 

チッピング カムデン Chipping Campden

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人口2,300人あまり。かつてこの町はヨーロッパの羊毛取引の中心地として栄え、裕福な羊毛商人の後援を受けた14世紀から17世紀が全盛期のエレガントなテラス付きのハイストリートは今や、ホテル、専門店、レストランが立ち並び、世界中から観光客が訪れる。そして一歩、村の中心部を出れば広がる豊かな田園風景。夏場に開かれる有名なコッツウォルズ・オリンピックの開催地。コッツウォルズの北の玄関口。

 

ヒドコート マナーガーデン
( Hidcote Manor Garden )

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20世紀に園芸家、ローレンス・ジョンストン(Lawrence Johnston 1871-1958)が30年かけて作りあげた4万平米の敷地、生垣で仕切られた25のセクション、全部表情が違う。近代ガーデニングの方向を決定づけたと呼ばれる歴史に名高い世界屈指の名園。ジョンストン氏の死後はナショナルトラストが管理。

 

ヒックスの家
( Baptist Hicks and Campden House )

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羊毛業で財をなし、さらに王様にお金を貸して巨万の富を築き、英国で一番のお金持ち!と言われていたいたサー・バプティスト・ヒックス(Baptist Hicks, 1st Viscount Campden 1551 – 1629) が作ったお屋敷の門。お屋敷は竣工後わずか32年で内戦に巻き込まれ、破壊されてしまった。門の大きさで往時の姿をしのぶしかない。

 

ブロードウェイ・タワーへの道
( walk to Broadway Tower )

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イギリスには「フットパス」と言いまして、徒歩で田園や丘陵を通る道に名前が付いている。チッピングカムデンからお隣のブロードウェイの村はずれのブロードウェイタワーを結ぶ道。

 

キフツゲート・コート・ガーデン
( Kiftsgate Court Gardens )

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ヒドコートマナーガーデンと隣合わせだし見学はワンセットで。オーナーさん同士も親交が厚かった。ヒドコートと同じく20世紀前半に整えられた大規模な公園で、現在は3代目の当主が所有。「キフツゲートのバラ(Rosa filipes 'Kiftsgate')」を生み出し、近年は「ヒストリック・ハウス・アソシエーション」に選出された。

 

マーケットホール ( Market Hall )

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グレードⅠ。17世紀に建てられた。歴史的で装飾が美しく、コッツウォルズの人気の撮影スポットの一つ。チーズやバター肉などが売られていた。今も地元の特産品の市が立ったりもする。もちろん、大金持ちの肝いりの寄付を受けて作られ、ホールにはスポンサー、ヒックス一族の紋章が。元は十分、取れてますよね~。家名はこれからも伝えられていく。

 

聖ジェームス教会 ( St. James' Church )

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高い塔がそびえる美しいゴシック様式の教会。12世紀頃からの記録は残っているが、現在の建物は13世紀以降のもの。中でも貴重とされているのはが16世紀の祭壇や15世紀の司祭の祭服。もちろん、ヒックス一族はここでも多大なる寄付をしている。羊毛産業の全盛期、17世紀くらいまで、羊毛業者の寄付で壮麗な教会はいくつも作られた。「ウール・チャーチ」と呼ばれ、聖ジェームズ協会もイギリスのウールチャーチの一つ。

 

アーネスト・ウィルソン メモリアルガーデン
(Ernest Wilson Memorial Garden)

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source:www.chippingcampden.co.uk

アーネスト・ウィルソン(Ernest Wilson 1876-1930)はチッピングカムデン生まれ。アジアの植物の数々を欧米に紹介したことで知られる。「ウィルソン」の名前の入った植物は、今も60種ほど。数々の栄誉に輝いた郷土の英雄を記念して作られた庭。小さなお庭で、メインの植物は中国や日本からウィルソンがイギリスにもたらした。

 

コートバーン美術館 ( Court Barn Museum )

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コッツウォルズのアーティスト、デザイナー、職人の作品を収集・展示・即売。ジャンルは製本、陶磁器、家具、グラフィックデザイン、工業デザイン、ジュエリー、金物、絵画、彫刻、ステンドグラス、染色など。現代作家の作品なら私たちの普段の生活にも使いやすいかも。

 

ドーバーズヒル ( Dover's Hill )

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有名なコッツウォルズ・オリンピックの開催地。チッピング・カムデンの北西にわずか1.6㎞にある。コッツウォルズ断崖の上に位置する75万㎡の緑の丘で、イヴシャム渓谷の素晴らしい景色を一望できる。

 

 

ストウ オン ザ ウォルド
Stow-in-the-Wold

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By Nilfanion (Wikimedia UK) [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

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By judy dean [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

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人口2,000人あまり。コッツウォルズ地方で最も標高が高く「風の吹く丘」と呼ばれている。だからか、他の村とは違い小川などの風景はなし。羊毛取引で栄えた町のひとつであり、今はコッツウォルズ屈指のお買い物スポット。アンティーク・ショップが30軒以上ある。との口コミと、今はセレクトショップが多そう、との口コミと、両方ある。

 

聖エドワード教会 ( St. Edward's Church )

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グレードⅠ。有名なのは17~18世紀のものとされるイチイの巨木をエントランスの左右の柱とした北口のドア。ファンタジーの世界そのもの。教会の建設は11~15世紀。15世紀に完成した塔。古代の英語が刻まれた柱。ステンドグラス。17世紀のオランダ絵画。ビクトリア朝には大規模な改装、修築があり、各々の時代の様式が混在している。

 

 

バーフォード Burford

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人口1,300人ほど。ロンドンからのコッツウォルズの玄関口。坂道の町であり宿場町でありウールタウンの一つ。今も17世紀頃の町の姿が残っており、メインストリートはコッツウォルズの中で数少ないショッピングや散策が楽しめる貴重なスポット。アメリカの「フォーブス」誌の「ヨーロッパで住みたい都市ランキング」6位に輝いたこともある。

 

ハフキンス ( HUFFKINS )

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source:www.huffkins.com

コッツウォルズのお土産や食事やおやつで世界的に名前が通っているのハフキンズしかない。アフタヌーンティーかクリームティー。もともとは紅茶専門店だからティーバッグはお土産に。エコバッグも人気。バーフォード以外にも店舗あるし、先日は伊勢丹新宿にも来てた。でも、現地に行ったからにはやっぱり入って、味わってみたい。

 

聖ヨハネ教会 ( St John the Baptist )

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シモン・ジェンキンス(Sir Simon Jenkins 1943- )がイングランドのベスト20(「England's Thousand Best Churches」中)の教会に選んだ教会。 メインストリートから少し離れた静かな場所にある。この教会も「ウールチャーチ」。主に15世紀建築の細い尖塔。19世紀に大改築。

 

 

カッスル クーム Castle Combe

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人口350人。「イギリスで最も美しい村」の一つ。メインストリートが1本あるだけの小さな村。しかし見どころが数多くあり、観光客も数多く訪れる。

 

マーケット・クロス ( Market cross )

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3本の主要道路が交差する村の中心の14世紀に建てられたモニュメント。この場所からは、ゆるやかな曲線をえがいて立ち並ぶ絵本のような街並みが一望できる。これまでの華やかなマーケットクロスとは一味ちがうデザイン。この形は「バタークロス」と呼ばれ、イギリスじゅうに同じようなデザインの協同販売所!?がある。バターやミルクを買いに、村人が集まってきたのですね。手前の半円形の石は馬を乗り降りするときに使った石の台。(馬をつなぐためとの説明があった。どちらが正しいのか不明)

 

マナーハウス・ホテル ( Manor House Hotel )

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イギリスのお屋敷にはマナー(荘園)ハウスとカントリーハウスとタウンハウスがあり、マナーとカントリーは主に地方。カッスルクームのマナー・ハウスホテルの起源は14世紀にさかのぼる由緒正しさ。ただし現在の外観は主に19世紀のもの。もと領主の邸宅は今はゴルフコースつきの豪華・広大・華麗な高級ホテル。広大な庭園を眺めながら食事やアフタヌーンティを楽しむことができる。

 

バイブルック川とバックホース橋
( Bybrook River & Back Horse Bridge )

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By Saffron Blaze (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

町はメインストリートが1本あるだけなので見つけやすい。バイブルック川も全長19㎞ほどの小さな川。古めかしいアーチ型のバックホース橋。羊毛産業で栄えたころには水車がいくつもあって、今でも跡が確認できる。

 

聖アンドリュース教会 ( St. Andrew's Church )

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マーケット・クロスのすぐ近くにある教会。起源は13世紀。いったん荒廃したが19世紀に再建された。有名なのは16世紀の時計。時計というより、機械仕掛けで、決まった時間に鐘を鳴らすための装置です。今も、動いている。

 

カッスルクームサーキット
( Castle Combe Circuit )

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日本人にとってはカッスルクームは美しきコッツウォルズの村の一つだけど、サーキットもあるんです!車のレースもオートバイのレースも開かれる。地域の人たちが集まってフリーマーケットを開いたり、クラシックカーの集まるイベントもあります。

 

 

テットベリー Tetbury

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人口5,300人余り。町も大きいし、昔も今もマーケットタウンとして栄えた町。賑やかでショッピングが楽しい!アンティークショップなど覗いてみましょう。

 

ウールサック競争(Tetbury Woolsack Races)

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男性は60ポンド(約27キロ)、女性は35ポンド(15キロ)の大きな羊毛袋を背負って240ヤード(約220メートル)の急な坂道を往復し、タイムを競うユニークな大会。17世紀から続く、羊毛産業と醸造産業で栄えた地域の由緒あるお祭りで、記録はギネスブックにも載っている。当日朝から市内各地で繰り広げられる大道芸人のショーや英国の伝統芸能であるモーリス・ダンス公演もある。

 

シャベナージハウス ( Chavenage House )

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グレードⅠ。16世紀のお屋敷ですが、「幽霊の出る家」としてとても有名。映画やテレビのロケ地にもたびたび使われている(幽霊が映り込んでいるとは聞いたことがない)現在、一部は一般公開中。日中に、みんなで回れば、きっと、たぶん、怖くない。会議にも結婚式にも使えます。

 

ザ・ロイヤル・ガーデンズ・アット・ハイグローブ
(The Royal Gardens at Highgrove)

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source:www.dailymail.co.uk

チャールズ皇太子とカミラ妃の別邸。日本の迎賓館や京都御所みたいに要予約。正真正銘の現役の王族のお庭。ここさえ押さえておけばもう他のお庭いらない。のスケールとクオリティ。関連グッズもジュエリーや服、文房具や書籍と幅広く、収益は皇太子の財団に寄付される。町中にも直営ショップがあり、品揃えは町中の方が豊富。

 

聖母マリア教会 ( St Mary The Virgin Church )

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起源は7世紀。エレガントな尖塔を持つ現在の教会は14世紀に建てられ、17世紀にいったん嵐で倒壊。19世紀に再建された。塔の高さは186フィート(57m)イギリスで4番目に高い。ゴシック・リバイバル様式で、内部は細い柱がこれまた優美。

 

テッドベリー警察博物館
( Tetbury Police Museum & Courtroom )

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地域の警察の歴史の展示がメインですが、1940~50年代の裁判所の展示、アレックス・ニコルズ氏の有名な世界各国の警察で実際に使われていた手錠や囚人拘束具のコレクション(Alex Nichols Collection) を所蔵。囚人室の展示なんかもある。実際にそうそう目の当たりにできるものでもなし。貴重。

 

 

マルムズベリー Malmesbury

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人口5,400人あまり。あの。掃除機の。ダイソンの本社がある。学問の都としてヨーロッパにその名を轟かせた古都。

 

マルムズベリー修道院 ( Malmesbury Abbey )

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グレードⅠ。起源は7世紀(!日本だと飛鳥時代!奈良時代!)にまでさかのぼり、イングランド最初の王、アゼルスタン(Athelstan 895-939)が眠る古刹でもある。日本の法隆寺みたいなものですかね。宗教改革の大嵐を乗り切り、今に残る。11世紀、蔵書数は世界有数であり、現在の建物は12世紀のもの。全盛期、聖堂の高さは400m以上あった。半分は遺跡、半分はまだ使われている。今にのこる修道院はおびただしい装飾と無数の砲弾の痕。よくぞ今まで…とひれふしたくなってしまう。

 

マーケットクロス ( Market Cross )

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グレードⅠ。16世紀に作られた優雅な優雅なマーケットクロス。

 

アビー・ハウス・ガーデンズ
( Abbey House Gardens )

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2万平米を超えるお庭とお屋敷。もともとはマルムズベリー修道院とはまた別の修道院の跡。1990年代、オーナーが変わり、広大なお庭は整えられ、敷地から遺跡が発掘されたこととお庭の見事さから、2000年代に一気に知名度があがった。オーナーさま、ヌーディストさんなんですって。管内で立ち働く男の人は上半身裸。お客さんがいないと下も…でも有名。

 

アゼルスタン美術館 ( Athelstan Museum )

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マルベリーのと周辺地域の歴史の展示。目玉は新石器時代から現代までのマルベリーの遺構、アゼルスタン王やマルベリー修道院にまつわるイギリスでは有名な人々関係。そしてマルベリーといえば。修道院の他に有名なのが「マルベリーレース」。貴重な時代もののレースを見せていただき、直営ショップでお土産にレース、購入できます。

 

 

アッパースローター Upper Slaughter

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人口190人あまり。大型バスの乗り入れが禁止されているため、団体客が来ない。つまり、穴場。

 

ワーデンの道(Warden's Way)

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ボート・オン・ザ・ウォーターからアッパースローターを通り過ぎ、ウィンチカムまでの全長21キロのフットパス。のんびり歩いてコッツウォルズの田園風景を満喫できて終盤近くにはスーダリー城を臨める。踏破は限られた時間では厳しそうですが、アッパースローターで、絵になる景色のスポットでちょっとだけでも、歩いてみたい。

 

聖ペテロ教会 ( St Peter's Church )

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13世紀の教会で、状態が良い。そしてアッパースローターは人気のない穴場、隠れ家的スポットであるため、あたりは静寂の世界。こじんまりしたかわいい教会と、豊かに広がるコッツウォルズの風景。絵になります。

 

 

ロワー スローター Lower Slaughter

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人口230人あまり。アッパースローターと同じく大型バスの乗り入れが禁止されているため、団体客が来ない穴場。ここも「イングランドで最も美しい村」と呼ばれている。

 

ザ・オールド・ミル・ミュージアム
( The Old Mill Museum )

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水車のある製粉工場。工場は1958年まで実際に使われていた(建物は19世紀のもの)。当時のパン作りの展示と工場の内部を見学可。製粉工場の煙突はコッツウォルズには珍しく、赤レンガ。直営ショップあり。

 

聖母マリア教区教会
( The Parish Church of St. Mary )

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グレードⅡ。起源は13世紀。現在の教会は19世紀のもの。内装には一部13世紀のものが残っています。結婚式も、教区外でも予約が可。アッパースローターと同じく、雑踏とは無縁の田舎のかわいい教会の雰囲気を味わえるのが魅力。

 

 

スノーヒル Snowshill

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人口160人あまりの小さな村。142,000㎡のラベンダー畑がある。シーズンはスノーヒルの丘はラベンダーの紫一色。

 

スノーヒルマナー ( Snowshill Manor )

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起源は9世紀、幾多のオーナーの手に渡り、お屋敷もお庭も荒れ果てた時代もありました。そして20世紀、建築家のチャールズ・ウェイド(Charles Paget Wade 1883–1956) が購入・再建。そしてウエィド氏は大金持ちで、工芸や職人芸に理解と興味があり、己の22,000点にも及ぶコレクションをスノーヒルマナーハウスに置いた。死の5年前、コレクションとともにナショナル・トラストにマナーハウスを寄付。今日は博物館として一般公開されています。

 

 

ブロードカムデン Broad Campden

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人口250人あまり。チッピングカムデンの近くの小さな村。チッピングカムデンが人気スポットだから、行きやすい。そして小さい村だからこじんまりしていて、美しい!コッツウォルズストーンのおうちは屋根が石が多いけど、ブロードカムデンは茅葺屋根の家が多いことで知られている。穴場。

 

 

サイレンセスター Cirencester

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人口19,000人あまり。コッツウォルズ最大の町で別名「コッツウォルズの首都」。ロンドンやヒースロー空港からの長距離バスの到着地なので、観光の拠点。小さい可愛いお店がたくさんあり、ショッピングも楽しめる。

 

 

モートンインマーシュ Moreton in Marsh

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Tanya Dedyukhina [CC BY 3.0], via Wikimedia Commons

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人口4,000人あまり。鉄道が止まる駅があるので、コッツウォルズ観光の出発点の一つ。お店もメインストリートにはそこそこアリ。イギリス版鷹匠体験のできる「ファルコンセンター」と植物園があります。

 

 

チッペナム Chippenham

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人口45,000人あまり。大規模な住宅開発が行われる前は28,000人くらい。昔からの羊毛産業で栄えたのではなく、19世紀に鉄道が通り、コッツウォルズの交通の要所の一つとなり、20世紀になお人口が増えた。ベッドタウンです。でも、古い美しい町並み、ちゃんと残っていますからご安心を。

 

レイコック寺院 ( Lacock Abbey )

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グレードⅠ。起源は13世紀。もともとは尼僧院。宗教改革で尼僧院は解散させられ、イングランド内線を乗り越え映画「ハリー・ポッター」で使われたことで一気に有名になった。わかりやすいのは中庭と回廊。

邸宅として住んでいた写真技術の発明家、フォックス・タルボット(William Henry Fox Talbot 1800-1877)の博物館が併設されている。タルボットの相続人がレイコック寺院をナショナル・トラストに寄付し、今はレイコック全体がナショナル・トラストによって管理されている。

チッペナムは45,000人でも、レイコック寺院のあるレイコックは人口200人たらず。

 

 

ウィンチカム Winchcombe

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「コッツウォルズの隠された宝石」。人口5,000人あまり。町は山ではなく、美しき谷間に位置する。メインストリートにはお店がたくさんあるから、不自由しません。古代アングロサクソン時代の首都の一つであり、みどころもコッツウォルズの中では妖しく異彩を放つものばかり。

 

スードリー城 ( Sudeley Castle )

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グレードⅠ。起源は12世紀、現在残っている建物は15世紀からのもの。中世、チューダー王朝の国王ヘンリー8世の王妃キャサリン・パーが住んでいた城で、お墓もある。現在、イングランドの唯一の私有の城で、壮大なお城とお庭(500万平米近い)、廃墟と修復なったお城のコントラスト。見学可。

有名なのはアン・ブーリン、キャサリン・パー、レディ・ジェーン・グレイ、エリザベス1世も歩き、ちなんで名づけられた噴水を中心に800種類以上のバラやラベンダーなどが咲き乱れるクイーンズガーデン。

 

ベラス・ナップ ( Belas Knap )

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長さ約54m、幅約18m、高さ約4.3mのイギリス版古墳。上から見た形は細長ぁ~いハート。窪み部分は入口と見せかけた偽の入口。紀元前2,000年ごろ、新石器時代のものとされ、20世紀半ばの発掘調査では動物の骨や石器と一緒に人骨も発見されている。コッツウォルズは原則「Walkers are Welcome」。の途中に立ち寄るのに丁度いいロケーション。

 

ヘイルズ教会 ( Hailes Church )

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起源は13世紀。キリストの血が入っているとされた薬瓶!?がまつられ、全盛期はイギリスの主要な巡礼地の一つだった。しかし薬瓶は実は…偽物だったのです。今は廃墟。ナショナル・トラスト管理。

 

聖ペテロ教会 ( St Peter's Church )

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起源は12世紀。一旦衰退し、15世紀に再建。いわゆる「ウール・チャーチ」の一つ。有名なのはアラゴンのキャサリン(ヘンリー8世の最初の妃にして慈悲深く賢く今なおイギリスで敬愛されている悲運の王妃)がおん自ら針を持ったと伝えられるタペストリー。もう一つはとユニークな表情が忘れない尖塔の外観の40種類の装飾(「カーゴイル」「グロテスク」)。そのうちの帽子をかぶった1つはかのルイスキャロルの「不思議の国のアリス」の帽子屋(マッドハッター)のモデルと言われている。

 

 

グロスター Gloucester

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人口121,000人。グロスターシャーの州都なので、田舎・田園風景目当てのコッツウォルズの団体ツアーとは毛色が違う。でも同じ州だし、コッツウォルズの中では群を抜く大都市。しかも古代ローマ時代からの伝統がある。一つだけ。

 

グロスター大聖堂 ( Gloucester Cathedral )

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起源は7世紀。大聖堂は完成まで400有余年(11~15世紀)。ロマネスク様式・ゴシック様式の優美で壮麗で巨大な尖塔・大聖堂・回廊・ステンドグラス。

ハリーポッターの映画に出てきた廊下!でまたまた有名に。

王様の戴冠式も行われたことがある(13世紀)。王様のお墓もある(14世紀)。建物の見事さには息を呑むものの、敷地がさほど大きくなく、民家がすぐ近くまで迫ってあるのが、コッツウォルズっぽくなく。観光地っぽい。

 

 

チェルトナム Cheltenham

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人口118,000人あまり。18世紀に温泉が発見され、保養地・リゾートとして一気に町が開発された。当時のリージェンシー様式(19世紀前半)の建物がイングランドで最も多く残っている。町全体がリージェンシースタイル。のおしゃれな町。

 

 

テュークスベリー Tewkesbury

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source:Antony Stanley

人口20,000人あまり。ばら戦争で有名な「チュークスベリーの戦い」の場所。ゆかりの修道院や記念館や町のモニュメントなど。建物もはちみつ色のコッツウォルズストーンというよりは、チューダー朝っぽい。

 

 

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